2021年1月26日(火)

 今日は曇り。思ったよりも暖かくならなくて陰鬱な気分である。

 先日、蕪を買った。大きな可食部で198円だったので二束買ったのだが、あまり良い品質ではなかった。茎が傷んでいたので少し心配していたのだが、心配していたとおりになってしまった。やはり茎はフレッシュな感じのものを選ぶべきだと学んだ。

 蕪は最近ハマっている甘酢漬けにしようと思っていたのだが、ポタージュにすることにした。適当に煮込んでコンソメを入れ、ハンドミキサーでミックスすれば完成である。あ、塩胡椒を適宜。最初に軽く炒めると香ばしくなるのだろうが、忘れていていきなり茹でてしまった。牡蠣が異常に安かったので、牡蠣ソテーを載せた。とても美味しかった。なお、甘酢漬けは、大原千鶴氏のレシピを参考に作っている。


 最近話題のウェストフィールド氏の絵本が公開されていたので、絵を見た。サムネ的にちらっと見ていた絵の印象では、もっと良い絵だと思っていたが、いざ見てみると全体的に安っぽい印象を受けた。紙で見たらもう少し良いのだろうか? 街がごちゃごちゃした九龍感で言えば、映画版製作元であるところの本家・森本氏やシドニアの弐瓶氏に遠く及ばない。絵本の絵という面では、出久根育氏や飯野和好氏と比べるまでもない。世の中にはたくさん良いものがあるのだから、くだらない情報に踊らされず自分の足で探しに行っても良いのではないだろうか。緊急事態宣言が明けたら。そういう意味では、大きな本屋というのは非常に素晴らしい場所であり、これ以上なくなって欲しくないものだ。絵本は銀座の教文館に行くといっぱいあるので、見やすいしおすすめである。新宿高島屋にあった紀伊国屋書店は空いていて、自分の知らないジャンルの本をゆっくり眺められたのでとても良かった。

 最後に、飯野氏が絵を担当した「紳士とオバケ氏」は高楼方子氏の話も良く、とても好きな本なので、そこそこ小さなお子さんがいる方はぜひ。

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