2021年4月13日(火)

 今日はボチボチな天気だが、夕方からポツポツらしい。

 Virtual Insanity歌謡なるフレーズを目にした。JKはバーチュアルとしっかり発音していてバーチャルじゃないんだと思った。と、私はJKといえば、JK来日時に彼のパーティに参加したというお姉さんを思い出す。

 彼女とそのお友達とは新宿の居酒屋で出会った。私は大学生だか卒業したてだかの頃で友人と二人で飲んでいた。たまたま隣になった、二人の女性と妙に意気投合して盛り上がった。JKに会ったことがあるというお姉さんは美人だった。ジャミロクワイの彼をJKという風に呼ぶのを覚えたのは、その時だった。音を脳内で勝手にJKに変換していたが、ジェイ・ケイと表記するらしいことを先程ウィキペディアで知った。

 で、お姉さんはとても美人だったが、そのお友達はそんなでもなかった。が、とてもエロかった。若い頃というのは無闇に美醜にこだわりがちで、エロいお姉さんの魅力に気付くことができなかった。手取り竿取り教えてあげようか? というような、初めて聞くフレーズに恐れをなしたというような事ではない。いや、正直圧倒された。これが若さってやつか。飲み屋を後にして、アルタの近くの喫茶店でコーヒーを飲んでお別れした。残念な事をした。エロいお姉さんは海の方の公務員だった。なぜ私はご指導たまわらなかったのか、実に残念な事をした。あの頃の自分の頬を叩いてやりたい。

 そう言えば、その友人と別の下町の飲み屋で飲んでいた時も、四十前後の女性二人組と隣り合い、彼女たちも色々と聞かせてくれた。片方は普通の主婦で、もう一人が凄かった。以前は永井荷風が大好きだったエリアで芸者をしていて、息子がアウトローな稼業で、その息子の仲介でその息子のアニキに無理矢理アレされたという話をされた。当然ひよっこの私たちにリアクションは出来なかった。今は余計にリアクションできないかもしれない。ていうか、平成初期になってもあのエリアに花街が存在していたのだろうか。少しおごってもらって、来週もまた飲もうねと言われてさよならしたが、その来週はまだきていない。

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