2023年1月27日（金）

　今日は曇ったり雨だったり。相変わらず寒い。
　ウクライナに戦車が西側各国から提供されるようだ。コロナは死者数が横ばいもしくは微減という感じ。
　ここ数日、自分はここ五、六年というもの燃え尽きたままなのではないかという気がしている。下の子が小学生に上がってからというもの、消化試合感に満たされている。
　別に子育てに人生を賭けていたわけではないし、子育てはまだ続いているのだが、上の子が生まれて下が保育園を卒園するまでの十年がキツ過ぎた。共働きとはいえ、お互いの親の協力も得られたので、環境は悪くない方だったと思う。
　だが、仕事が一番ハードだった時期に、朝の送りはまだしも、何があろうが時間厳守のお迎えというプレッシャーが精神に与えていた負荷が、じわじわと私の中の何かをどうかしていたのではないかと今思う。
　下の子の卒園式、園庭で桜を見上げたあの日の一抹の寂しさと、ようやく終わったという解放感と虚脱感。そう、虚脱感だ。虚脱したままなのである。
　もう二度とあの日々には戻りたくない。そして、もう何もしたくないのである。
　平均的スウェーデン人男性よりも家事育児をした（している）結果得られたものは、いまだにしっかり懐いている子供たちとそれなりに円満な家庭、そして慢性的な疲労感と虚脱感である。え、これは鬱なのか？

　という自問自答の末に、今日は焼肉が食べたい。