まだ間に合う

今日が人生で一番若い日〜ってよく聞くけど全くそのとおりなんだけど、時間は流れを止めない。財布からお金をこぼしたら慌てて拾うのに、惰眠を貪り、スマホの時間設定を設けたツイッターで1時間の制限をどんどん延長し、無駄に過ごす。最近ローランドのYoutubeをみた影響で前述のスマホ時間制限を設けたりデジタルミニマリストをみたりしているが、やはり根本的に変わらないと変化は起きないんだなとわかった。

そんな集中力散漫ななかで三島由紀夫の金閣寺を読了した。1ヶ月かかったかもしれないがとりあえず読了した。予備知識なく読みだしたので進まなかったが、学校入学時のところや後半部分の金閣寺を燃やすことを決めた心の描写〜高揚感の部分はスルスルと読んでいけた。一度読んだだけではわからないのでもう一度読むだろう。しかしあとがきを読んで初めて知ったのが金閣寺は実話に基づいているということだった。日本史や現代文の授業できいていたはずなのに学生時代の自分は全くスルーだったのだろうとおもう。あの時興味を持って金閣寺を読んでいれば京都に行って実物を見た際の感動も倍以上の価値があったであろう。

まだ間に合う。いまはどこにも行けない状態が続いているが、知っているふりをしてきたことをもう一度よく見て自分の知識になるように行動したい。先日は絵を書いた。すごい絵ではなく紅の豚のポルコやスヌーピーの絵だ。頭の中で想像できるけど実際には描けない(アファンタジアというみたいだ)。言語化や視覚化の能力の向上もまだ間に合う。少しでも興味が持ったことに時間を注いで無駄にこぼし続けないようにしようと決めた9月14日の朝である。

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