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人と和をつむぐ ‐ 拠点パートナーInterview

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連載企画「人と和をつむぐ」にて、拠点パートナーへインタビューをしたnoteの記事をまとめています。
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記事一覧

ここで暮らし、ここで働く。 ー きっかけを生み出し続けるまちのねの魅力

前回の記事の冒頭でご紹介した「一般社団法人まちのね浜甲子園(以下、まちのね)」 「課題と呼べないかもしれない。でも隠れた困りごとを解決できる関係性があると暮らしはずっと豊かなはず。」 この想いから、「『子育て』『健康』『防災・減災』」の3つの取り組みのテーマを中心に、住民が交流できる機会づくり(イベント)や情報発信、多様な外部連携など、幅広い取り組みを行っています。 HITOTOWAは、事務局としてこの取り組みをコーディネートしていますが、私たちの大切な仲間で、ともに事

自分たちの強みを生かし、地域に還元する。【Interview vol.8】

【Interview vol.7】に続き、今回も豊ヶ丘・貝取団地商店街にある、コミュニティ拠点「健幸つながるひろば とよよん(愛称:とよよん)」とオンラインでつなぎました。 介護サービスについて相談ができる「居宅介護支援事業所」 とよよんに併設されている白楽荘居宅介護支援事業所とよがおかを運営しているのが、社会福祉法人楽友会です。 楽友会の在宅サービスセンター所⻑である齋藤 誠さん(以下、さ)と白楽荘居宅介護支援事業所とよがおか管理者である岡村 奈央子さん(以下、お)に、

地域との接点をつくる。多摩社協の新たな挑戦【Interview vol.7】

東京都多摩市の多摩ニュータウン団地にある豊ヶ丘・貝取団地商店街。 商店街に入ると、なんだか楽し気なはなし声が聞こえてきます。 その声の先に見えてきたのが、地域の方たちが気軽に交流できるコミュニティ拠点「健幸つながるひろば とよよん(愛称:とよよん)」。居宅介護支援事業所と併設されていることで、介護保険に関する相談も気軽にできます。 今回は、とよよんの運営協力と拠点のスタッフさんとの調整を担当されている、多摩市社会福祉協議会まちづくり推進担当の渡邉直子さん(以下、渡)と伊藤

開かれた賃貸住宅を。「地域のハブ」を目指すコワーキング&カフェ【Interview vol.6】

元住吉駅からのんびり歩くとみえてくる、賃貸住宅のフロール元住吉。その一角に、コワーキング&カフェ「となりの.」があります。 店内では、ゆったりとモーニングを楽しんでいる人やコーヒーを片手にお仕事をする人、放課後、学校帰りに習い事を受けにくる子どもなど、幅広い世代が集う場所となっています。 ここで、コーヒーなどを提供しているのは、「となりの.カフェ」のバリスタである阪出清(さかできよし)さん。 大学卒業後、約30年お勤めになった会社を退職され、バリスタの道を歩みだした阪出

合言葉は「焼き芋から笑顔に♪」。繋がりが連鎖する、地域の新しい場所。 【Interview vol.5】

「面白い焼き芋屋さんが藤沢にあるんですよ」 その一言から私たちとよっしーさんの繋がりが生まれました。 ——と、藤沢のお話から始まりましたが、今回は横浜の洋光台団地が舞台です。約12000世帯が住むこのエリアでは、「ルネッサンスin 洋光台」「団地の未来プロジェクト」などの取り組みを通してこれからのまちのあり方を模索しています。 そのひとつが、団地のシンボル的な存在である集会所の改修工事。 今年5月、その一角に『コミュニティカフェ よっしーのお芋屋さん』 がオープンしま

住宅街のど真ん中。地域に根ざす「まちの花屋」にできること【Interview vol.4】

西東京市、ひばりが丘団地。 マンションや戸建てにぐるりと囲まれた一角に、地域のコミュニティセンター『ひばりテラス118』があります。 その一室にこぢんまりとお店をかまえるのが、今回お話を伺う『風葉花(ふうようか)』さん。近隣住民に愛される、まちのお花屋さんです。 実はこの『風葉花』さん、当社メンバーが『ひばりテラス118』でガーデン・ウェディングを行った際にも、会場を華やかに彩っていただきました。 店主の竹下里枝(たけしたさとえ)さんは、「植物を通して、ひとのつながり

街や住民の変化を体感し続ける、COMMA,COFFEE【Interview vol.3】

こんにちは、HITOTOWAの宮本です。第3弾のインタビュー先は、「まちにわ ひばりが丘」が運営するひばりテラス118の一角にあるカフェ「COMMA,COFFEE」です。こちらの店長である最相さんにインタビューをしました。 住宅街に佇むカフェ「COMMA,COFFEE」 - それでは、店長の最相さんよりCOMMA,COFFEEのご紹介と特徴を教えてください。 東京の郊外、ひばりが丘団地の一角に「まちにわ ひばりが丘」が運営するひばりテラス118があります。そこに佇むカフェ

愛着が生まれるコミュニティカフェの在り方【Interview vol.2-2】

こんにちは、HITOTOWAの宮本です。前回に引き続き、OSAMPO BASEの青山めぐみさん(以下ぐ)とさっちゃん(以下さ)のインタビューです。今回は、OSAMPO BASEのこれからの挑戦についてお聞きしました。 自然な会話や繋がりが生まれるコミュニティカフェ ― OSAMPO BASEの特徴ともいえる一見変わったメニュー名 。トーストの定番「ローデット」や「本日のおやつ」、「まんまジュース」など、このおかげでお客様との会話って増えてますよね。 さ)OSAMPO BA

地域のみんなでつくる、地域のための場所【Interview vol.2-1】

こんにちは、HITOTOWAの宮本です。第2弾のインタビュー先は、私も週1日勤務している「OSAMPO BASE」です。今回は弊社の社員でもあり、この立ち上げ人でもある青山めぐみさん(ぐめさん)と、OSAMPOスタッフのさっちゃん(以下さ)にインタビューをしました。 地域のみんなでつくった場所 ― まずは、ぐめさん(以下ぐ)から、OSAMPO BASEの紹介と特徴を教えていただけますか? ぐ)浜甲子園は海が近くて空も高くて平坦な歩きやすい道が多い地域です。なので、ウォーキ

母の月となった5月、改めて花を贈り合うことを考える【Interview vol.1-2】

こんにちはHITOTOWAの宮本です。前回につづき「装花TOKYO」の杉山香林さんのインタビューです。インタビューをしながら香林さんの優しさを感じていました。今回は新型コロナウィルスの影響についてもお聞きしました。 お花に込められた想い― これまでのお話で人生の特別なシーンに寄り添い、真心を込める「装花TOKYO」の特徴がすごく伝わってきました。素敵なお仕事ですね。HITOTOWAにも、これまでたくさんのお花を贈ってもらいました。 こちらは「OSAMPO BASE」のお花

人の気持ちが動くシーンに寄り添ったお花とは【Interview vol.1-1】

こんにちは、HITOTOWAの宮本です。「人と和をつむぐ。」最初のインタビューは「装花TOKYO」の杉山香林さんです。わたしたちが企画した地域コミュニティ施設の装花などでお世話になっています。 花の命の個性と美しさを、真心で表現する― 早速ですが、香林さんが主宰している「装花TOKYO」について、その特徴を教えてください! 「装花TOKYO」は、店舗がなくアトリエで制作をしています。 ・開店祝いや移転祝いなどのお祝い花、催事のときのお花 ・プロポーズやお誕生日などでお送り