34年前の映像「鯉師」。昔の映像を大人になってから見ると思うことたくさんありますね
すこし前にこの録画を見ました。1988年撮影。鯉よいものをつくるというときに生まれる命の選別に関して、その葛藤を鯉師が苦々しく語る姿が印象深い。
「鯉師 〜ニシキゴイにとりつかれた男たち〜」
また共に仕事をしていた鯉師の奥さまが気になった。
当時43歳の鯉師がご存命なら77歳。映像では「奥様の〇〇さん」と名前のナレーションあり。この世代は当たり前に結婚していた世代。
この方がご自身が鯉に興味があるとはあまり思えないけれど、鯉師にリスペクトあるのは伝わりました。「夫婦で働く」が当然であったのかなと思ったり。
このような映像はリアルタイムでは見てないし、見ていても今のような視点では見ることはない。34年も昔の映像を流してくださるNHKさん有り難いなと思いました。
また、この当時日本はお金あったことが映像から伝わりました。高度成長期からの第二次鯉ブーム、1988年。バブル崩壊は1991年頃から。今は鯉はどうなんだろう。「8割が海外へ行く」とのこと。
これは日本が貧しくなったことと、インターネットで国を超えて情報が知られるようになったこともあるのかな。
1988年の映像では、鯉師は棚田を池に変えて鯉用につくり苦労して池を守っておられたが、現在は室内で相当システム化されてることにも気づく。屋根もある。
日本のモノづくりを、欲しい人がいる海外へ。知ってもらうための活動が必須。これからはこの流れが加速しますね。
以上、鯉師の映像から自分の頭で考えたことでした。
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