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環境エンリッチメントについて考えた@上野動物園

環境エンリッチメント。動物福祉の立場から、動物たちが心身ともに健康に暮らせるように異常行動を減らし、正常行動を引き出す飼育環境をつくる試みのこと。


「環境エンリッチメント」の単語と説明は動物看護を学ぶ教科書に載っていますし、認定動物看護師のテストに出題されています。
けれど、足運び現場でそれがどう実現されているのか、そのための努力されているのかを目にすると、自分への入り方がガラッと変わりますね。

私が幼い頃よりも環境改善がされているなという印象を、動物の行動を見て持ちました。
常同行動(檻の前で行ったり来たりする等)をしている個体が少ない印象。この2年で3か所の動物園で感じ工夫や説明見られるので、相当努力されているのだろうなと。

環境エンリッチメント大賞なるものが…!>市民ZOOネットワーク


動物園の存在自体の是非は今は脇に置き、共に行った普段ゲームに夢中の子どもが「アフリカいっぱい動物いるんだね、行きたいな〜」と、
キラキラした顔で口にできる環境を提供できるのは、見るだけでなくて生きている動物がいる「空間」を提供できるからだよなと改めて。

五感をフルに使うことの大切さ

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