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競技かるた

本格的に競技かるたをはじめて3年になります。
かるた会に所属して1年半。現在、C級初段の現役の選手です。

わたしが競技かるたの道に入った理由も、感謝していることも、
星の数ほどありますが、今わいてきたものとしては、

自分の感情をどれも等しく大切扱う、
そのやり方を、身体を使って覚えられた、
ということがあります。

できないときに起こる感情
恥、苛立ち、怒り、不安、歯がゆさ、打ちのめされる、混乱、孤立、惨め...

そして

できるときに起こる感情
喜び、爽快、わくわく、感謝、達成感、ゆるぎない...

どれも等しく扱わなければ、勝つことができない。
一枚取れても一枚取られても、
一喜一憂に没頭していては、揺れます。
一枚ごとに瞬時に味わい、瞬時に判断していく。
百首の詠みの流れは止まりません。
始まったら途中で逃げることはできません。

その過酷な中で、
自分を信頼し、相手を信頼し、場を信頼する。
自分を感じ、相手を感じ、場を感じる。

怖れを見つめ、勇気を出して、真摯に向き合っていく。


「勝つ」とは一体どういうことなのか。
毎回かるたから問われます。

毎回わたしの答えは違います。
そのときに求めているものが、
答えとなって出てきたときに喜びがあります。


出ないときの苦しみもまた、喜びです。


わたしにとって競技かるたは、
メタ認知のための動的瞑想の行です。祈りです。

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叱られて目をつぶる猫春隣 万太郎
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鑑賞対話ファシリテーター、場づくりコンサルタント、感想パフォーマー。関係性、対話、表現。温故知新。鑑賞の力を生きる力に。作り手・届け手と受け手とのあいだに橋を架け、一人ひとりの豊かな鑑賞体験を促進する場をデザインします。https://seikofunanokawa.com/
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