遠孫織布さん

兵庫県西脇市で播州織を作られている工場さんです。
3代目の社長と少人数のスタッフさんで稼働されています。

一括りに播州織といってもやはり工場さんごとに個性がでます

遠孫織布さんの播州織の印象は”意匠力””ワクワク”

展示場にお邪魔した瞬間、たくさんの色、柄、が目に飛び込んできます

サンプルを見せて頂くと

こんなこともできるんだ!面白いかも!

とどんどんイメージが沸いてきます


一部、その場で購入できる生地もあり地元の方に人気だそう。

今までは産元として商社に生地を降ろすことがメインだったそうですが、
少しずつ方向性をシフトされ、現在は直接の販売も行っています。

作風も遠孫らしさを確立させるべく、直接買いに来てくださる地元のお客さんの意見を聞いたり、デザイナーとの生地作りの中から生まれたアイディアを積み重ねられ今のスタイルがあります。

お忙しく稼働されている隙間を縫って今でも日々試作をされ、面白い生地をどんどん生み出されています。

社長とお話させていただく中でひしひしと物つくりへの情熱とワクワクを感じました!


工房では大きな織機がずらりと並び、大きな音を立てながら稼働しており大迫力でした。

規則正しく動いているように見えるのですが、たくさんの細かい調節があってこそ美しい生地が織り上がるそう。

こういった工場では設備投資が必要不可欠です。
未来にも工場が稼働し続けるよう、売り上げの一部を使って日々機械のメンテナンスや新調を行われています。

未来を願い、つなげる努力を怠らない姿がとても印象的でした!

またお邪魔したいです!

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