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さて、どうする私。

お店の裏の公衆トイレが閉鎖されることになり、もろもろ危機的状況に陥り、お店を運営していくのに大変困った状況となりました。

さて、どうする私。
ということでまず私は何をしたのか。

1.市役所関係者の方へ連絡してみた

どうして急に閉鎖になったのか、ということがわからなすぎ。
ご近所のお店の方に「トイレ閉鎖」のことをお伝えしたら、

「20年以上前から観光に力を入れて”まちあるき”を推奨していて、ここに必要だとして作られたトイレをどうして今になって閉鎖するんだろう」
「なんでなの??」

とのことで、地元で何十年もお店をされている方でも、なにもお聞きになっていない様子でした。

そこで、お世話になっている知り合いの市役所の方へ、閉鎖されることが撤回される可能性があるか聞いてみたところ、

「来年度の予算はほぼ決まってきていて、その限られた予算の中で、施設予算はかなり厳しいのでは。他にもつかない予算はたくさんあるから」

とのことでした。この様子だと、どこへ何を言ったところでもうなにも変わらない決定事項のようでした。

ていうかそれにしても・・・
と、言い出すと止まらないのでここでやめておきます。

2.業者さんへ連絡した

まずは、トイレを作るにはいくらかかるのかということを知らなくては。

ということで、本屋の2階「ふたしずく」をリノベしてくださった業者さんへご連絡し、数日後に現場確認に来てくださいました。

たぶんここはトイレだったんだろうなぁという小屋をのぞくと、意外ときれいな、ぼっとん便所が出現。

(意外ときれいだったぼっとん)

「え、これってなんとか使えるんじゃない?」と思い、淡い期待を抱く。
(トイレに淡い期待を抱くときがくるなんて…)

①ちゃんとしたトイレをつくるには

ちゃんとしたトイレを作るとしたらいくらかかるのか。

お店のある場所は下水道がきていないので、今も昔も浄化槽。
しかしながら、うちにあるトイレはぼっとん便所。
はるか昔に作られて、しかも何十年も放置されていたぼっとんは、劣化していて使えないのではないかということがまずひとつ。
そして浄化槽とは違い、“ただの穴”なので、香りがそのまま外へ排出されるのですが、その香りを排出する煙突的なものの高さがちょうどお隣さんの窓の横。

これ絶対だめなやつ。。

なのでトイレを作り直す場合は、2メートル以上掘り返して浄化槽の設置が必要。これは浄化槽が小さくても大きくても変わらないのだそうだ。

「2メートル以上掘り返す」ということは重機を使うため、浄化槽の上にある便器と、トイレの小屋を壊さなくてはいけない。

(お店横にあるトイレの小屋)

てことは、え。
せっかく今あるのに、それを壊してまた作るということ?壊すのにもお金がかかる…ムダだ…なんてムダなことを…

そして聞くところによると、浄化槽の上にはモノを建ててはいけないらしい。
ということは、現在のトイレまわりの空地は、よそ様の土地のためほとんどスペースがなく、そもそも許可がおりないのでは?というお話でして。

200万ではきかないくらいのお金がかかるけど、そもそも作り変えるのは法的にNGなのではないかという、それ以前の問題だったもよう。
(なんだそれ。)

注:これは私が業者さんに聞いたことを書いているだけですので、実際にNGかどうかは調べていませんし、問い合わせてもいません。だって、そもそもできたところで200万円なんてムリだから。

②仮設トイレをつくるには

お店のお客さまに「トイレなくなる問題」が発生して途方に暮れているというお話をしたところ、「仮設トイレという手もあるのでは?」という案をくださった。

仮設トイレっ!!

仮設トイレというと、お祭りのときや工事現場のイメージしかなかったのでそれを日常的に使うという発想がなかったけど、

トイレには違いない!その手があったか!

と思っていたら、そのお客さまが仮設トイレがいくらするのかサクッと検索して下さったり、お知り合いに聞いて下さったりして、思っているよりランニングコストがかからないということが発覚。

ということがあったので、仮設トイレを設置した場合を業者さんにおたずねしてみる。

と。

仮設トイレを設置するスペース的には、とりあえず大丈夫。
ですが。
掃除をしないといけないので水が必要だとのこと。(確かに…)

毎回、家から水を汲んできてそれで掃除する…とかありえないなぁと思うと、どのみち水道管を修理して、水道を引かないとだめなもよう。

とにかく、見積もりをみてみないとわからないし、どんな仮設トイレがあるのか調べなくては、なにも始まらないというところでしょうか。

ということで、続きはまた。

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