ひとしずく 

頬を伝うものも 移りゆく心の色も この一雫に変えて。しずかな内観と、あたらしい創作の場…

ひとしずく 

頬を伝うものも 移りゆく心の色も この一雫に変えて。しずかな内観と、あたらしい創作の場所として。 これまでの作品はこちらに綴じています。https://note.com/hoho8888

最近の記事

懐かしい声

ふと聴こえる 懐かしい声 実際に言われたことはないのだけれど その人の生き様から思い出す 優しくも芯のある声 それはいつも 節目のたびに思い出す 祖母の声 2024.9.29 (ガラスペン、パステル) hoho

    • そのとき

      わたしを動かすもの それはきっと  「せつなさ」かもしれない 誰かに会いたいと想ったとき 誰かが泣いている声が聴こえたとき あの人が好きだと気づいたとき もう会えない人の想いを知ったとき 遠い空の下 懸命に生きるあなたを想うとき 日が沈む空の色を見たとき 月のあかりの優しさを知ったとき 変わらずにそこにあるものの存在が うれしかったとき ちっぽけな私を がんばれと思うとき 私は何かを描きたくなる 何かを書きたくなる   2024.9.23 (デジタル) h

      • 一輪の花

        そこにそれがあるだけで わたしの心はふっとゆるみ そこにそれが揺れているだけで わたしの心に色がつき そこにそれがあるだけで わたしの心にあかりが灯る 2024.9.28 (鉛筆、水彩色鉛筆) hoho

        • ごあいさつ

          こちらを訪れていただき ありがとうございます こちらで絵と言葉をかいている hohoと申します はじめましての方も 以前お世話になった方も お会いできて、とても嬉しいです この「ひとしずく」のアカウントは 日々創作したものを公開する場所として 作りました 名前の由来は 私は水彩絵の具やガラスペンなどを使って 絵を描くことが多いため そちらからの発想です デジタルで描くこともあります 以前、私は 他のアカウントで創作を続けていましたが 自分の性質上 情報を自分のこと

          この景色

          歩んだことのあるこの道を もういちど歩く  はじめから 一歩ずつ 一歩ずつ はきなれたくつは  あの丘にそっと置いて 素足になって 一歩ずつ 一歩ずつ 流れる風のささやきも 足もとに揺れる花の色も まるで はじめてふれるもののよう とおった道のはずなのに そっと そぉっと 前へ 前へ なにひとつ変わらないことは 自分の足で 歩いているということ ここからはじまる この景色 2024.9.16(ガラスペン、パステル) hoho