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【「すごい」と「やばい」だけで乗り切れなくなってきた】

 日本経済新聞の広告のキャッチコピーのひとつ。
 同コピーと「忙しいを言い訳に、この年まで来てしまった」という、もう1つの対になったコピーがある。

 いずれのコピーも、男性または女性の写真とともに提示されているのだが、2023年1月20日頃から、Twitterでフェミニスト達が「女性にバカそうなセリフを言わせているのに、男性は仕事をしている前提になっている!差別表現だ!」と噴き上がった。
 なお実際の公開はその1月ほど前からのようである。
 騒ぎ立てた代表的人物が、困窮する少女の支援を標榜する「一般社団法人Colabo」の運営者・仁藤夢乃とされる。が、これはColaboの不正会計疑惑が大きく取りざたされている渦中での出来事だったため仁藤が目立ったに過ぎず、実際には仁藤が最初に火をつけたというわけではない。

 また、そもそも仁藤夢乃自身が、自分に都合の悪い指摘に対して「キモイ」「キモイ」を連発する習癖の持ち主であったことも、「すごいとやばいは駄目なのにキモイはいいんかい!」と突っ込まれる原因となった。
 また仁藤は直後に「広告が差し替えられた」と勝利宣言もおこなっている。

 しかしそもそも、これらのコピーと男女の写真の組み合わせは、この2パターンで固定されているものではなく、逆に女性が「忙しい~」を言っているバージョンも最初から存在する。
 たまたま「すごい~=女性」と「忙しい~=男性」の組み合わせが目についたために勝手な早とちりで騒ぎ立てたという、恥ずかしい実態が明らかになっている。

 なお、仁藤ツイートの約1週間後(1月30日)の時点で、JR列車内で筆者自身が当該広告の健在を確認済みである。

 今後もますますフェミニストの放火が無視される事例が増え、常識となることを願ってやまない。

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