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 女性が男性より優位であるとされている精神的な特性の一つ。
 フェミニズム系のクレーム抗議行動が、偶発的に発生・拡散しやすい理由の一つであると考えられる。

 精神科医のゆうきゆう氏は「共感」に関する男女差について、漫画を用いて分かりやすく説明している。

秋葉原心療内科/モテるマンガ第5回「男と女の会話は違う!」 by ゆうメンタルクリニック より)

 上図のように男女の「共感」の重視度の差は、太古の性役割に由来しているという。 
 男性が共感よりも実質的な解決・具体策を重視するのに対するのは、狩猟・漁撈など対人間の共感ではどうにもならない自然の脅威に対処するためであり、一方で女性が共感を重視するのは、集落内における保身が生存の第一義であったためである。

 であれば女性の「共感」とは、苦境にある人への同情や、相手の境遇を推し量る類推力ではなく「グループ内強者や多数派に対する反射的追従」のことを指すと考えられる。共感という言葉の語感から「優しさ」や「思いやり」を連想するのは誤りである。集落内での立場を保持するために必要なのは、苦境にある(すなわち現在弱者である)者ではなく、強者に対して良好な関係を維持することだからである。

 【ツイフェミ】と呼ばれる、SNS上でクレーム集団化しているフェミニストに当てはめると「共感」現象が悪い形でクレームを促進していることがよく分かる。

 すなわち、彼女らのうちの誰かが任意の表現物に目を止め、思い付きで「差別表現!」と叫ぶと、そのフォロワーは思考による検討を経ることなく、いいね・RTを付与する。特にアルファと呼ばれる界隈内の有力ユーザーが売名のために旗振りを行った場合には我先に共感が集まることになる。
 こうしていいね・RTの形で多くの「共感」を誇示されたツイートは、多数の賛同という強者属性を持つためにますます多くの共感=反射的追従を急速に獲得する。
 このようにして短期間に多数のクレームが集まってしまう……という負の連鎖になっている。

 このような連鎖に対抗するためには、フェミニズムの「トンデモ性」および、無視してもクレーム以外の実際的ダメージを与える能力がフェミニズムにないことを社会的に周知していくことが肝要と考えられる。

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