[IoT] SwitchBot 人感センサーでシーリングライトを自動操作する

僕は起床時間になると自室のシーリングライトを自動点灯させるようにしている。SwitchBot Hub mini を使っている。

さらに人感センサーを組み合わせて、人がいるときは点灯、人がいなくなれば消灯させることにした。

最初は Raspberry Pi で人感センサーを自作しようかとも考えたが今回は断念した。以前赤外線リモコンを作ったものの赤外線が弱くて制御が不安定になったりしたことがあり、人感センサーを組み込んでも思うように動いてくれない気がする。やはり商品として売られているものには敵わない。

そういうわけで、SwitchBot Hub mini に新たに「SwitchBot 人感センサー」を組み合わせることにした。SwitchBot 人感センサーで人の動きを感知すれば SwitchBot Hub mini の赤外線リモコンで部屋のライトを点灯させ、逆に人の動きが一定時間なければライトを消灯させることができる。

セットアップはアプリに従えば簡単にできた。消灯に関しては5分間人の動きがなければライトをオフにするようにした。

人感センサーは最初は部屋のドアの横あたりに設置していた。部屋に入ればすぐにライトがオンになる。しかし、デスクで作業をしていると意外と体を動かさない。部屋にいるのに人がいないものとして自動消灯してしまう事態が多発した。

そういうわけで、人感センサーはデスクのすぐ横に設置した。ほんの少しの動きでセンサーが感知してくれるので、勝手に消灯することがなくなった。その位置に人感センサーを設置してもドアの方向も向いているので、部屋に入ってもすぐに点灯してくれる。

電池駆動なので自由に配置できるのがいい。自分の生活スタイルに合わせて設置しやすい。

点灯にはタイムラグがあり数秒ぐらいかかる。それぐらいは我慢しよう。

これでうまく運用できると思ったが、問題に気付いた。それは部屋のライトは点灯および消灯時にピッと音が鳴ることだ。リモコン操作で音が鳴るような “フィードバック” があることは、「ちゃんと動いているのかな?」と心配しなくていいから通常は問題ない。しかし、自動消灯で困ることがある。

僕は日中に 20 分ほどの仮眠をすることがよくある。power nap と呼ばれるものだ。横になって体を動かさないと当然自動消灯する。でも5分経ってちょうどウトウトし始めた頃に「ピッ」と鳴ると目が覚めてしまう。大事な睡眠を阻害する要素はできるだけ排除したい。

使っているシーリングライトは「コイズミ BHN0137D」だ。

コイズミ BHN0137D|コイズミ照明株式会社
https://webcatalog.koizumi-lt.co.jp/kensaku/item/detail/id/1947970000

残念ながらこの商品は設定で操作音をオフにできない。

そういうわけでライトを分解して、スピーカ部分を取り外した。基板上では「BZ1」と書かれているのがブザーだ。力を入れて引っ張れば取り外せる。

矢印がブザー。
拡大写真。
取り外したところ。

これで点灯や消灯時に音が鳴らなくなった。

なお、以前も書いたがこういう IoT デバイスはセキュリティー上心配する要素があるので、自宅のコンピューターとはネットワークを切り分けて使ったほうがいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?