Vmware Fusion の Ubuntu で Mattermost を立てる

Slack の過去ログの保存方法を研究する過程で、VMware Fusion に Ubuntu の仮想環境を作り、そこで Docker の Mattermost を立ててみた。

なおこの方法では、Slack の過去ログをインポートはうまくいっていないが、少なくとも Mattermost を動かせることは分かった。

環境:macOS Catalina Version 10.15.6(英語環境)、VMware Fusion 10.0.1

今回はローカルマシンで利用するだけなのでセキュリティ設定などはしていない。

(1)Ubuntu のイメージファイル(ubuntu-22.04.1-live-server-amd64.iso)を以下からダウンロードする。

Get Ubuntu Server | Download | Ubuntu
https://ubuntu.com/download/server

(2)Vmware Fusion に1をインストール。通常インストールでは途中でインストールが止まったので、最小インストール版にした。

(3)Ubuntu に Docker をインストールする。Proxy の設定はしなくていい。

Ubuntu 18.04 LTS / 20.04 LTS に Docker をインストールする | SIDfm VM ユーザガイド
https://www.softek.co.jp/SID/support/sidfmvm/guide/install-docker-ubuntu1804.html

(4)Mattermost の Preview 版をインストールする。

$ sudo docker run --name mattermost-preview -d --publish 8065:8065 mattermost/mattermost-preview

しばらく待って、以下のコマンドで確認するとコンテナが稼働していることが分かる。

$ sudo docker ps

ブラウザで http://[IP アドレス]:8065/ にアクセスすると、Mattermost にアクセスできるはずだ。最初に Mattermost の管理者を登録しよう。

***

試しにコンテナを停止してみる。

$ docker stop [コンテナ ID]

試しに Ubuntu を再起動してみる。

$ sudo reboot now

再起動後、コンテナを再び起動してみる。最初にコンテナ ID を確認する(-a コマンドを付けることで稼働していないコンテナも表示できる)。

$ sudo docker ps -a
$ sudo docker start [コンテナ ID]

ブラウザでアクセスすると、前回会員登録した情報が保持されていることを確認できた。

(5)コンテナの中に入るには以下のコマンドを実行する。

$ sudo docker container exec -it [コンテナ ID] bash

参考:
Dockerコンテナの作成、起動〜停止まで - Qiita
https://qiita.com/kooohei/items/0e788a2ce8c30f9dba53

dockerのコンテナの中に入る - Qiita
https://qiita.com/Keitaroooo/items/a30bf4eb9310d7b3f7cd


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