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「白銀の輪舞」こぼれ話〜魅雪と華多岡の雛祭り

三月三日ですね。
魅雪と華多岡(かたおか)は厳しい修行の中、毎年ふたりきりでお雛様をお祝いしていました。
華多岡は幼い魅雪の為に、ささやかですが手作りのお雛様料理を用意しました。
混ぜご飯に薄く焼いた卵焼きや海苔の衣を纏わせ、ウズラの卵を頭に見立てた、お内裏様とお雛様。
魅雪は毎年、それをとても楽しみにしていたのです。

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