庭でキャンプ飯(お手軽燻製)
娘と今年初めてのデイキャンプを予定していた日曜日。
キャンセルしなくてはいけない事情ができてしまいました。
用事を済ませて、用意していた材料で庭で昼ごはんを作ることにしました。
今回のキャンプでは、初めての燻製をやってみたいねと計画を立てていたので、それを庭で実行してみます。
まずは、炭火起こしから。
先日はわりと簡単に炭火をおこせましたが、なかなかつきません。
あ~だこ~だと二人で考えて出した結論は、空気が焚き火台にうまく取り込まれていないのが原因なのでは?ということになりました。
焚き火台の底の穴が、灰で塞がっていたので、下からの空気が上手く取り込めていないようです。
空気が入るようにきれいにしたら、順調に炭に火がつきました。
まずは焼き鳥から始めます。
焼き鳥は、上の方はよく焼けますが、下のほうはなかなか火が通りません。
結局上の焼けた部分を食べて、もう一度下の部分を焼いて食べる作戦にしました。
少し面倒でしたが、焼き鳥はやっぱり美味しいですね。鳥の油が下に落ちて、更に炭火がいい感じに燃えてくれます。
焼き目がまた香ばしくて、美味しさを際立たせてくれます。
お次はイカを焼きます。
前日から、ジップロックに入れてしょう油ベースのたれに漬け込んでおきました。
これもまた、柔らかくておいしい。
切り目を入れて焼いたのですが、柔らかくて、箸でも切り目から分けられるくらいでした。
二人で、「これも、いいね~ご飯がほしい」といいながらもぐもぐ頂きます。
そして次は 五平餅です。
今回は、お正月のもち米が少しあまっていたので、もち米でご飯を炊いて、それをジップロックに入れてつぶして、割り箸にひっつけました。
五平餅のたれは、みそとしょう油とみりんと砂糖。クルミとゴマで作っておきました。
ご飯が食べたかったのもあり、これもぱくぱくっとたいらげてしまいました。甘めのみそだれが最高です。
最後に、いよいよ燻製作りです。
100円ショップのスモークチップを以前買った物があったので、それを使いました。
燻製容器は、何もなかったので、今回はうどんのアルミの容器を使用しました。
アルミの容器にアルミホイルを敷いて、そこにチップを置いて網を置いたら、同じアルミの容器をかぶせます。
アルミの容器は再利用は禁止らしいのですが、炭火は弱いのでたぶん大丈夫だと思い、自己責任での実験です。
ところが、楽しみにいぶされるのを待っていましたが、炭火が弱いせいかチップから煙がでる気配がありません。(´・×・`)
しびれを切らしたファイヤー大好きな娘が、「きっとチップに直接火をつければいいんだよ!」と言い出しました。
「そ、そうかな?」と私もその方がいいような気持ちになってきました。
成り行きに任せて娘がチップにチャッカマンで火をつけるのをじっと見つめています。
チップが小さな炎に包まれて鎮火したところで煙が立ち上がります。
「今だよ、お母さんフタをかぶせて!」という号令で「はい!」とフタをかぶせます。
10分ほど二人で、隙間からでる煙を眺めます。
「もう、そろそろ開けてみようか?」と、ドキドキしながらフタを持ち上げます。
「・・・・・」「なんか微妙だね・・・」「うん・・・」(゜∀。)
といいながら食べてみることに。
「ん? 美味しいよこれ」
「ほんとだ味卵の中までスモークの香りがしみこんでるね」
「ベーコンも美味しくなってる」(⊙ꇴ⊙)
といいながら、二人で満足。
もうちょっとやってみようということになり2回目に挑戦
果たしてこのやり方は正しいのかどうかもわからないまま、変な自信を持って、再びチップに火をつけます。
今度も、色は薄いものの、見た目はなんとなく燻製です。
「あれっ かにかまが意外とおいしいね」
「チーズもいけてるね」
「ナッツはあんまり変わんないね」などと、わいわいやりながら食べます。
「お父さんの分も残しておいてあげようね」なんて話していましたが、美味しくて楽しくて、
気がついたら気持ち程度にしか残りませんでした(。・о・。)
後で、調べてみたらチップに火をつけるのは邪道のようでしたが、まぁいいかということにしました。
予定通りにキャンプはできませんでしたが、自宅の庭であることを忘れてキャンプ料理に没頭した楽しい時間でした。