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オパールの指輪

商店街の中に時計と宝石を売っている店があった。宝石が好きな私は母より先に走って色んな石が付いている指輪を見ていた。丁度母が来た時、店の主人がでてきた。時計が良く遅れると修理をすることになった。手巻きの時計で時間はあまりかからないから奧のソファで待つことになった。そこは高そうなネックレスや指輪がずらりと並んでいた。なかでもダイヤモンドで囲まれたオパールの指輪が特に綺麗だった。何時か買うぞと誓ったが、手元にあるのは小さなオパールの指輪だ。でも不思議な光かたをするので満足している。