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カトリックのニーノンという風習から考える

このnoteは、忙しいワーキングマザーが、どうすれば楽しく・有意義な家族との時間を確保できるかを試行錯誤している様子を記したものです。

先日見たアナザースカイで白濱亜嵐さんが紹介していた「ニーノン(女性はニーナン)」という風習がとても素敵だなと思ったので、紹介したいと思います。

亜嵐さんのお母さんはフィリピン人で、毎年夏には1ヶ月間フィリピンで過ごしていたそう。親族仲がとても良く、叔父や従兄弟たちと楽しく遊んでいたそうです。そんなフィリピンはカトリック教国で、その教えの中に、生まれた子が正しく成長できるように見守る義務があるそうで、「ニーノン」とは、実際の父親とは別に、経済面や精神面でその子供の面倒を見る人のことなんだそう。亜嵐さんも親戚の子供3人のニーノンだとおっしゃっていました。また、親族のための別荘を建てたり、今後実家の建て替えも予定しているとお話されていました。日本から比べれば決して裕福な暮らしというわけではないかもしれませんが、みんないつも笑顔で、見ているだけで幸せになるようなご家族でした。

この「ニーノン」にあるような、「余裕がある人が余裕がない人を助ける」という考え方にとても共感できるなと思いました。
私は愛情たっぷりの家族に恵まれ、何不自由なく大学卒業まで育てもらいました。社会人になってからも、自分が親になってからも、たくさんの愛情を注いでくれる両親や、周りの親族・親友に心から感謝しています。
限りある人生の中で少しでも彼らと共に過ごし、楽しい思い出を増やしたいという思いから2拠点生活を目指しているわけですが、こうして自分のやりたいことに挑戦できるということは、本当にありがたいことだなと思うのです。

世の中には、日々の生活を守ることに精一杯だったり、挑戦したくても守るべきものがあるから余計なリスクをとれない人もいます。
これから先、自分だっていつそのような状況になるか分かりません。
だからこそ、お互い助け合っていくことが必要だと思うのですが、その時大切なのは、「自分のやりたいことや大切にしたいもの」と「支援」が交差するポイントを探すこと。それが結果的に、継続的な支援に繋がると思うからです。

コロナの影響で、健康はもちろんのこと、経済的にも苦しめられている方が増えてきているかと思います。我が家はサラリーマンということもあり、幸い経済的な打撃は今のところありません。(もちろん今後どうなるか分かりませんが。)これを機会に応援する企業の株購入や、クラウドファンディングの参加など、自分にできる経済活動をしていきたいなと思います。

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