『鬼滅の刃』を星占いで読む1 ~作者編~

お久しぶりです!
半年以上更新していなくて自分でもびっくりしました汗
わたしの今年のテーマはコミュニケーションとネットワークで、
(サンチャートの木星が第3ハウス、出生図では11ハウス)
目標は『SNSをがんばる』です。
気分屋・飽きっぽい・面倒くさがりと三拍子揃った射手座なので、
ちょっとずつでも続けるところから始めようと思います。
週に一回くらいは。
三ヶ月続いたらまあまあ、半年続いたら拍手喝采。

で、久々の投稿はタイトルの通りです。
すごいっすね、漫画とアニメと映画。
今朝のNHKでも特集していました。
わたしは本誌もアニメも見てない単行本派で、
12月の最終刊は発売日に読みました。Kindleで。
少し調べてみたところ、ホロスコープ的にもとても面白い作品のようだったので(もちろん作品的にも面白いですが)、
星占い的に読んでいきたいと思います。

牡牛座の太陽、月、金星がコンジャンクション

さて、まずは作者の吾峠呼世晴さんについて。
名前からはちょっと分かりませんが、女性らしいですね。
性別以前に、まず名前をどう読むかが分かりませんでしたが。
(ごとうげこぜはるさん、でいいんですかね?)
誕生日は1989/5/5 (出生時間不明)
平成元年のこどもの日生まれですね。
ぱっと見で牡牛座だなーとわかります。

実際にホロを作ってみると、太陽と月の両方が牡牛座に入っています。
ついでにいえばここに金星もゆるめに重なっています。
新月生まれで、牡牛座が相当強いことがわかります。
牡牛座の新月って、めちゃくちゃこだわり強そうですね(笑

牡牛座って漫画家に限らず芸術家が多いような気がします。
ぱっと思い浮かぶのが鋼の錬金術師の荒川さん。
牡牛座の方の絵はリアルさとか精密さとかよりも、
どこかかわいさとか、素朴な印象があるような気がします。
太陽、月と金星がコンジャンクションしている影響もあるのかな?
あと色彩にこだわりがありそう。
わたしはKindleで読んでてオール白黒なので、
鬼滅のカラー絵はちょっとわからないんですが(笑)
あと多いのは演劇関係者。
シェークスピアもギリギリ牡牛座だったはず。
声優さんも多いイメージです。
美声で低音ボイスが多いような……子安さんとか。

しかしこの作品、牡牛座っぽいところはけっこう散見されますね。
たとえば、家族愛がテーマなところとか。
わたし的に家族を大事にする三大星座といえば、
牡牛座・蟹座・山羊座かなーと考えています。
牡牛座が家族単位、蟹座がご近所、山羊座が地域って感じですかね。
よく見れば、吾峠さんこの三つ全部入ってますね。
(前述の牡牛座三つと蟹座の火星と山羊座の土星)
日本の国民性は牡牛座っぽいとか聞いたことがありますが、
「家族という繋がりを大事にする、伝統を守る」
というところは牡牛座っぽいのかな、と思います。
牡牛座は保守的で物質的、閉鎖的なところもあって
下手すりゃ同調圧力に変わりかねないので良くも悪くもですが。

さて、この鬼滅でも主人公を初めとする登場人物もみんな家族を大切にしているんですが、
たまに大切にしすぎてヤバい(汗
あのー、みんなちょっと過保護すぎやしませんか?
バリバリ個人主義の射手座からはわりと理解しがたいです。
いや、家族だろうと身内だろうと自分は自分、他人は他人でしょ?
家族もいいけど自分の命と人生を大切にしろよ!
などとツッコミたくなります。

蠍座の冥王星が太陽、月、金星にオポジション

かなり目立つアスペクトです。
さっきの牡牛座の三星に蠍座の冥王星がオポジションしています。
これがけっこう強烈でキツいです。
ずっと思ってるんですが、鬼滅ってわりと重くてダークじゃないですか?
絵のわりに内容がけっこうグロいので、
一巻で読むのやめようか真剣に悩みました。
冥王星がパーソナルな星(特に太陽、月)と重なっていると、
心の底に強い感情や衝動を隠していたりとか、
何らかの死によって人生を動かされるという経験があると聞きます。
冥王星なんであまり表には出さないらしいですが。
死というのは身内の死だったり、自分自身死にかけたりとか、広義には何かを諦めた経験というのも含まれると思いますが、
このホロ見る限り、なんか昔にあったんじゃないの?とも思っています。
実際この話、かなり悲惨な境遇を背負っている人が多いし……。

ただ、冥王星のパワーは計り知れないので、
そういうところを書くエネルギーにしているのかな、と思います。
わたし的にはこの方は人間心理というか、人の心の闇を描くのがずば抜けている漫画家さんだと思っています。

ところで、金星と冥王星もオポジションなのですが、
この配置はビジネスの成功や莫大な富という意味もあります。
金星らしく美や魅力という意味もありますが、
冥王星が絡むので、エロスとかそういう方面のちょっとアブナイ魅力です。
愛やお金などの価値を司る金星と、
特に牡牛座の金星と蠍座の冥王星というルーラー同士のオポジションで、
かーなり強いですよね。
好きな人はすごく好きですよね、この作品。
このちょっと異常とも思える鬼滅ブームと、
それで動いているお金のことを思うと、
金星と冥王星怖いなーと思います。

双子座で水星と木星がコンジャンクション

言葉のセンスに優れています。
人物の設定とか、プロットとかをしっかり作るタイプなんじゃないかなあと思います。
単行本のおまけを見る限りでは、ワープロの設定が載ってたりもしますね。
作家としては面白い話作りの才がある人が多いです。
フィクションの才など。
有名なところではバルザック、日本では志賀直哉とかがこのアスペクトを持ています。

あとこの作品、独特の台詞回しというか、言葉の選び方が秀逸とよく聞きますね。
善逸とか甘露寺さんとか、
なんというか全体的にやかましい人たちは、
双子座っぽいなーと思いながら見てました。
主人公も戦闘中色々考えているんですが、
「コイツよく戦いながらこれだけのこと考える余裕があるな(笑」
と思います。
あと、この配置はお喋りのイメージがあります。
水星(言葉)が木星(膨張)と重なっているので。
そういえば双子座の水星って金星と冥王星と同じくルーラーですね。
木星や蟹座の火星は居心地悪いですが。

その他・・・蟹座の火星、山羊座の土星など

あー、真面目だな。と思います。
このあたり、先ほども書きましたが、やっぱり家族や身内を大事にする人だろうな、と思います。
蟹座の火星は身内のためならば捨て身で攻撃しますし、
山羊座の土星は責任や義務を意味します。
ちなみに土星は山羊座のルーラーですね。
しかし、この辺りもちょっと危険です。
家族を守るのが愛とかじゃなくて責任感や義務感からだったら・・・と思うとちょっと。
あとちょっと頭が固そうですね。いや石頭とかではなくて。
主人公の言う長男だから~とか、男だから~とか、
土星がいい仕事しているわ、と思って読んでいます。
もっと自由に生きていいと思うんですけどね。

総括

太陽と月が牡牛座ということで、かなり牡牛座(?)ですね。
よくまとまっているけれど、偏りのあるホロです。地が特に多い。
絵も話もこだわりが強い。
私はこれが好きなんだ、これを書きたいんだ!
というのが伝わってくる感じ。なんていうか濃い。
そのエネルギーが魅力の一つになっているんだろうなーと思います。

ちなみにわたしとしては、すごい好きというわけではないです。
話としては面白いけれど、全肯定は出来ない感じ。
射手座と牡牛座はインコンジャンクションなんで仕方がないですねー。
多分、根本から相容れない。
家族とか仲間とか、牡牛座や蟹座は好きそうですが、
そういう言葉が射手座は苦手なのでわりと感情移入ができない。
かといって敵ボスに感情移入するわけでもないですが。
あのパワハラはないわー。

あ、でもマンガとしては面白いと思います。
大正レトロ好きだし。
戦闘シーンが多いのも個人的にはいいです。
蠍座の水星で好きな感じ。

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