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尊敬

今の部署に変わってもうすぐまる3年が経ちます
そんな中で自分自身の気もちの変化、成長を感じることができました

ボクは率直に上司のことが好きではありませんでした…
むしろ、苦手でした…
(そもそも上司を好きになるって少ないのかな…笑)

現場のものづくりをしていた人間が、
突然、現場を動かす業務に変わり、
毎日何をしたらいいのかわからず、もがき苦しむ毎日でした
現場を良い方向へ導くのが本来の業務であるにも関わらず、
現場の人と一緒になって、同じやり方を繰り返す
現状を変えようとしなかった…

そんなこんなで異動してまる1年が過ぎた頃、ボクは大きな失敗をした
その時は本当に、本当に、上司に迷惑をかけた
しかし、上司はボクを信頼してくれて、一緒に罰も受けてくれた

そんなことしてしまったのに…ボクは何もわかっていなかった
その後も、上司が言われることを、
また細かいことをネチネチ言われると不平不満でいっぱいでした
「好きにさせてくれ」「あまり構わないでくれ」
そんなことさえ思っていました

しかし、2年ぐらいが過ぎた頃、
先輩が異動し、後輩が異動してくる
自分を取り巻く環境の変化もあり、そんなころから少しずつ、
自分の中で考え方が変化していきました

これまで嫌味に聞こえていた上司の口癖がふと、
有難いな…と感じる瞬間がありました
今までずっと、わからないボクに言い続けてきてくれたんだな
嫌われることなんて考えず、
ボクの成長のために言い続けてくれてたんだな…

そう思えたときにボクははじめて上司の偉大さに気づきました
人間誰でも嫌われたいと思う人はいないと思う
その上で会社のために部下のために嫌われ役を買ってでも、
全員に立ち向かっていく
それがボクの今の上司です

上司と帰りの電車で一緒になった時、上司は言った
「相手が良くなってほしいと思うから嫌なこと、言いたくないことも言う
だから、嫌なこと言って嫌われることはないと俺は思ってる」
自分に言い聞かせていたのかもしれないが、
そんな上司の背中はとてもカッコよくて、輝いて見えた

いつでも、「俺を使ったらいい」、「俺のせいにしたらいい」
そう言っていいただけることの有り難さ、
一緒になって、責任をとってくれる姿をみて
「いつか自分もこうなりたい」
そして、こんな上司のもとで働かせていただけるボクは本当に幸せ者です

出逢い、御縁に感謝

“  ありがとうございます ”

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