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Think Different. 問い続ける意味とは?

昨夜、「おひとりさま検定試験 (#ひと検)」の有志のみなさんと「なんちゃってデザイン思考」勉強会を行いました。
数年前にこの考え方に出会って、学んではきたもののスタンフォード大学式は、右脳派の感性感覚人間の私には難しすぎたっw
でも、そうやって読み解いたり、セミナーや勉強会、実践会に参加していくうちに、コレ私たちクリエイターの多くがやっているプロセスで、マーケティングの手法だなと気づいたんです。
ということで、スタンフォード大学式のデザイン思考をとりいれつつ、私の勝手な解釈で面白ワークを作って、みなさんで実践してみました☺️

クリエイター的プロセスで行うデザイン思考とは?

スタンフォード大学式にも5 つのステップがあるので、これに当てはめてライトに説明すると。

Step1:共感
ヒアリング、インタビュー、観察する、ということ=共感であると考えます。
どんなモノを作るときでも、本当にそのモノで人の心が動いたり、使う人のニーズ・課題を解決出来るだろうか? と想像しなければものづくりははじまりません。

Step2:問題定義
そのニーズ・課題が表面的なことだけにフォーカスしていないか? を問います。
本質はもっと深掘りしたところにある場合は多く、潜在的なニーズにこそ「本質がある」と考えます。

Step3:創造
様々なアイデアや意見を出し、まだ世にないものの実現可能性についてディスカッションする。自分個人のアイデアのベースでは荒唐無稽で、実現可能性が低いなと思えるものでも、他者の視点が入ることで実現可能性を見出すことができると考えます。(実際に昨日もそういうことが起こったしね)

Step4:プロトタイプ
とにかく創って使ってみる。使ってみて初めて気づく課題があるので、モノを中心に考えるとで仮説の実証実験を繰り返し出来る。

Step5:テスト
試作したものを、実際に使ってもらいユーザーのフィードバックをもらう。

こういうことじゃないかな、と。そういうステップをみなさんにざっとお知らせして面白ワークに突入。ワークの詳細は著作権絡みが怖いのでココでは明らかにはしませんが、みんなもよく知るあるキャラの課題を未来の道具を使って解決するというもの。
初めてのワークでうまく出来たか不安でしたが、実現可能性の低そうなところ、頭のカタい会社のプレゼンだったら一言目に「おまえ帰れ」と言われそうなアイデアの実現可能性まで突き詰めてディスカッションできたのが素晴らしかった。(ベネッセや学校に売り込みたいくらいの)
また、折を見て開催しようと思います。その時は、ひと検の外からも参加者を募ってもいいのかな、と思ったりもしています。


テーマはThink Different.

ということで、最初と最後にApple社の懐かしいCMをみんなで観ました☺️

私は、このCMが大好きです。
いつでも世界を変えて来た人たちは、クレイジーと言われながらも自分軸でぶれこることなく未来思考を貫きました。叶えたいビジョンがあったからこそ、自分に課したミッションがあったからこそ、出来たことでもあると思います。

この勉強会の終わりにも、私が、言い続けてきた「答えははい」だから「問い続けるしかない」ということについて、「答えのないこと、ゴールのないことをやることほど嫌なモノはなかった」と、ある受講生が言ってくれました。
でも、この勉強会に参加して、言っていることがようやく分かったと。

とても嬉しくて、「ひと検」やっていて良かったなと。
そして、この「なんちゃってデザイン思考」勉強会も開いて良かったなと心から思うことができました。

何かをするためには〝どうするか〟の繰り返し〝Think different.〟だ。
そして、デザイン思考も〝Think different.〟なんですよね。

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