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Lサイズでいいんじゃない

人間、Lサイズがいいよ。
体型じゃない、見た目でもない。

LサイズのLは、likeのL、
LサイズのLは、loveのL。

「好き」「嫌い」は、すぐに感じる気持ち。
子どもにだって、どんな性格の人にだって、持ち合わせている好み。
好きな人、苦手な知り合い。
食べ物だって、好き、嫌いがある。
そのことがわかって、初めて自分の形が見えてくる。

ああ、私は薄味が好きな人間なんだ。
なんとなく、太った人は好きになれないや。
目は細いほうが好きだな。
不愛想が気になる。
なぜあの人は厚化粧なんだろう。

並べればきりがない。
おかしな、いや、面白い性格だね。

人間、好き嫌いだけでは生きてゆけない。
家族や社会の中で試される、成長させてもらえるのがLOVE。

好き嫌いで判断するなら、嫌いな方に入る人にだって、愛は示せる。
それが「愛」の強み。

「愛は辛抱強く、また親切です。
愛はねたまず、自慢せず、思い上がらず、
みだりな振る舞いをせず、自分の利を求めず、
刺激されてもいら立ちません。傷つけられてもそれを根に持たず、
不義を喜ばないで、真実なこととともに喜びます。
すべてのことに耐え、すべての事を信じ、すべてのことを希望し、
すべてのことを忍耐します。
愛は決して絶えません。」(聖書)

今なら言える。
耐えすぎても、相手が気が付かないと萎えるんだよな。

人間関係は難しい。
間違っていることは、ちゃんと伝えなければ、自分の気持ちや考えを話さなければ、黙っているだけでは「愛」を示すことにはならない。
それが不義を喜ばないこと。

見捨てることはしないけれど、ともに溺れることもしない。
なぜなら、溺れている人に必要なことは、浮き輪になるものを投げ入れることだから。

子どもにとって必要なのは、見守ることで、考えを押し付けられることでもない。
「失敗しちゃったね。別の方法でがんばろうか。まずは片付けからね」
「答えは教えないよ、調べてみよう」

私は、どこかに「怒り」の感情を忘れてきました。
「hitoriさん、怒ることある?」
「うん、あるよ。年に一回か二回くらい」
怒る、でも私の場合は怒っているというより、自分がどう感じているか、どんなに不快に思っているかを伝える行為かな。
それって、怒りというよりは不満を伝えるになるか。

Lサイズ、いいんじゃないかな。

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