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退屈な時間からは逃れられない
いつもと変わらない日曜日なはずなのに、そこに大晦日というイベントのせいで寂しさが増す。何か特別なことをしなければという強迫観念と別にただの一年の区切りだしという斜に構えた自分が交錯する。
恋人と呼べる存在もいない。欲しいかと言われると欲しい。じゃあ、そのために何か行動を起こす気になるかというとそうでもない。友達と呼べる存在はかろうじているのだけど、わざわざ寒空の下に出て行ってまで会いたいとも
明日、休むってよ。 結果編
一番のりで入店した前から行きたかったお蕎麦屋さん。例のKが流行してから一人で外食することはめっきり減った。おおよそ3年ぶりでの一人外食になった。
噂通り、優しい出汁とコシのある麺が美味しかった。お昼前だというのにどんどんお客さんが入ってきて、私が食べ終わる頃には席はほとんど埋まっていた。
食事を済ませて映画まで2時間。移動の時間を合わせても1時間以上余裕がある。こんな時に時間潰しにあそ
起きてほしいことは起こらない。
好きな人も参加した飲み会。隣に座れたらいいなと願っていた。でも遅れてやって来たあの子は斜め向かいの一番遠い席に座ってしまった。
いつもは話題が出る前に逃げる二次会にも参加した。一次会よりも人数は減って、あの子と会話をする確率が上がる。会場に着いて、あの子は私の隣に座った。あれ、おかしいな。起きてほしいことは起こらないのではないのか。
安心して欲しい。飲み物を注文したタイミングであの子は席