人格者を目指して
できるだけ多くの人に親切にしたほうがいい。
常に相手の喜ぶことを考えて、それをしてあげればいい。
少しぐらい疲れるかもしれませんが、疲れなんてものはご飯を食べて寝れば元に戻るものです。
しかも、お礼を言われたり感謝されると逆に元気エネルギーをもらうことができます。
いやエネルギーだけじゃありません。
自己肯定感という自信ももらえます。
世の中の役に立っている、と生きている意味を感じさせてもらえるのです。
エネルギーは気分が変わると一瞬で無くなり、一定以上の大きさにはなりませんが、この自己肯定感というのは積み重なっていきます。
積み重なって積み重なってどんどん分厚く大きくなっていくのです。
そして人格を形成していきます。
つまり、人にやさしく親切にするほど、相手を喜ばせてあげるほど、自分が人格ある人になれるのです。
その人がいるだけで、その周りが安心できる喜びの空間になる。
そんな人格ある人になりたいですよね。
もちろんそんな簡単に大きな人格を身に付けられるわけではありません。
人の苦労を理解するにはそれだけの経験も必要でしょう。
しかし人には共感する能力が備わっています。
お互いの経験を語り合ったり、文章に変えて世界中の人や遠い子孫たちと、自分が学んだ経験を共有することもできるのです。
もしも私たちが暮らしているこの日本が、人格の高い人ばかりの国になれば素晴らしいと思いませんか。
誰もが笑顔で心を通わせ、困った時はお互いに助け合う。
実際に江戸時代の末頃は今よりもはるかに人格の高い人が多かったようで、当時日本に来た外人の多くが日本人の親切さや一人一人の人格の高さに驚いたくらいです。
今の日本の教育も、目的を「人格を育てる」にすればいい。
国語・算数・理科・社会はあくまで人格を育てるための道具です。
まだまだ先は長いですが一緒に目指して行きましょう。
それでは