大勢の個人で考える

物事はトップが一人で決めるよりできるだけ多数で考えた方が的確な答えがでます。

ただしそのためには、トップも含め誰でも自由な意見を出せる環境が必要です。

幼稚な意見であっても間違った意見であっても、決して否定しない「心理的安全」が必要なのです。

そうでなければ皆、「自分だけ」の意見は恐れるようになり、結局トップが気にいっている無難な意見しか生まれないからです。


国を動かす政治というものも、本来は心理的安全性のある形でなければならないはずです。

しかし実際は、否定ばかりしている有様ですよね。

テレビのニュースも同じ。

国会で否定ばかりして、ニュースもマイナスばかり流せば、日本がどういう国になるかは誰でも分かります。

分かっているのに政治への否定は絶対に止めないことから、これが意図的にされているのは分かりますよね。

一刻も早くこういった否定ばかりの状態から、協力する状態へ変わらなければなりません。

また、派閥のリーダーであるとか、親がリーダーだったから自分もリーダーだとか、そんなことで世の中を正しい方向へ導く意見を決められるものではありません。

自分の意見をはっきり言えば派閥を追い出される、生活ができなくなる、
そんな恐れを生む環境で国の政策を決めていれば集合知の利点は全く生かされず、一時的に一部の人だけが得をするような間違った意見が採用されるようになります。

他国から利用されて衰退することは目に見えています。

今まさにそんな状態でしょうか。

もしも今の政治に意見を強制される仕組みがあるならば、その仕組みを変えてはどうでしょう。

例えば、誰がその意見を言ったのか全くわからない仕組みにするのです。

誰が言ったのかではなく、本当に優れた知恵を探すのです。

もちろんそうなると、逆にマスメディアを使って今よりもさらに一般大衆を洗脳、扇動しようとする動きが活発化するかもしれません。

だから心理学や扇動の仕組みを、まずは大人が学び、将来の子供たちのために学校教育の中心にしなければならないのです。

国民全員が自分の心の動きを知り、扇動されていることに気付く能力を身に付ければ、国の進む方向は変わってきますよね。


そういえば、このnoteが上手く機能すれば、優れた集合知になります。

テレビでは、一部の人が作ったシナリオに合わせて一つの意見に上手く扇動されてしまいますが、
noteであれば様々な人の考えを吸収し、そこから自分独自の考えを持つことができます。
決して否定されない環境があれば、大勢に左右されない考えを持てるようになりますよね。


それではまた

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