最愛の人から、共に守る人に。
長い長い婚活の末、私と彼は出会って。
彼が私に好意を持っているって分かった時は、胸が弾んだのを覚えている。
毎日来るメッセージに食事のお誘い。クリスマスの予定を聞いては、一緒に過ごしませんかって誘われて。
アナタはいつもストレートに気持ちを伝えてくれたから、まるでドラマの主人公になったかのように幸せだった。
でも、そんな幸せなカップルでも三年も経つとアッサリしたもんだよね。
最後にハグしたのはいつ?キスしたのだって…。何だか私の方ばかり考えていて寂しい。
恐らく私よりもスマホを見てる時間の方が長い。出会った頃はそんなこと無かったのに。
けど、前から変わらないのは、その屈託のない笑顔。わたしはそのクシャって笑った顔が好きになったの。
そして今は、私とアナタの間には最愛の娘。わたしは一番じゃなくていい。
二人で娘を一番愛していければ。
こうして家族になっていくんだね。
まったく、夫と娘…同じ顔して寝てるんだから…愛してるぜ、二人とも。
よろしければサポートお願いします!いい作品が作れるように頑張りたいと思います。