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4C読書:「心をつかむ、超言葉術」を読んで、

僕がこの本を買ったのは、まだ暑い夏の日だった。

コピーライターでなくても知っておきたい。
断言する。心をつかむ言葉はつくることができる。

本は表紙・カバーで、このように云っている。

「うん、きっとそうだね。」 

書店で平積みされた中から、この本を手に、パラパラとページをめくり、

「 I love you. 」を 「月が奇麗ですね」とでも訳しておけ。 夏目漱石が言ったとされる、、、

を見つけた。
「うん、これは、俳句をひねり出すときに使える。 いいね!」 
そのような動機が浮かんだ。

4C読書流、著者へ3つ質問します。僕は本から答えを探します。

「これが悪い広告だよ」

ひとつの逸話を紹介している。アップル社のクリエイティブ・ディレクターが スティーブ・ジョブスに示したと云うもの。

5枚の紙をちぎって1っづつ丸めた。1っの紙玉をスティーブに投げたら、もちろん、スティーブはキャッチした。 でも、5っの紙玉を一度に投げたら、スティーブは、1っもキャッチできなかった。
「これが悪い広告だよ」

うん、ナイス!

 私たちは、いろいろな出来るだけ多くの情報を伝えたくなります。
それが良いサービスだと思うし、差別化になると思ってる。でも、多すぎる情報は伝わらなくて、情報が無いに等しいですね。多すぎる情報は、私の苦手な「整理・整頓」を求められているようなもの。解るために頭を使うので疲れてしまう。嫌われます。

俳句の師匠に、よく言われます。

一っの句では、一っのことを言いなさい。

言葉は意識の引き出しを開ける

「意識」の「引き出し」とは? 何ですか?

次の言葉を、あなたの心の中でつぶやいてほしい。
「退屈」      「毎日」      「新学期」

一っ一っ の「言葉」から、イメージが頭に広がる!

僕は「退屈」から、
「昨日も今日も やる事がないな~、何しよう?」と言って、ただ1日を座って過ごす老母の姿を想い描いた。

2020年の春まで、「コーラス」「吹き矢」「カーブス」、、など、毎日外出して元気だった老母が、今年のコロナ禍で出て行く場所を失くして、しょんぼり「退屈」している姿だ。

 「言葉」は、想像を思い描かせてくれる。

これからは、「明るい」「元気」な「希望」のある言葉を使おう。

今年は、NHK全国俳句大会に「青空」「元気」「鯉のぼり」を 使った、一句を応募した。

「言葉は意識の引き出しを開ける」って、良いアイディアですね。
著者の阿部広太郎さん、ありがとう。

書くことで人と◎◎したい

書くことで人との関係を育てていきたいし、
書くことで人と感情を共有したい。

 本当に良いことを思っていますね。
それが毎日の「お仕事」なら、幸せですね。

どんなに絶望的な状況でも、くまなく見つめていけば1%の希望はある。

私も、同じように思います。

淡々と過ぎてゆく世界の現実を、僕や、あなたがどんな見方をするかで世界の見え方は変わってゆくのだ。

著者の阿部広太郎さんのメッセージを シッカリいただきました。

感謝します

今日も 本から大切なことを教えてもらいました。ありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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