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自分の世界のゴミ拾い

最近家と会社の行き帰りで出来る日は3kmくらい走りながらゴミ拾いをしてます。
きっかけは高校の同級生のTwitterをみてて、やってみたいなと思ったから。
(たつぽんさんありがとう!)

また、会社で大事にしたいバリューにも関係があります。

地球環境も含めた全てのカウンターパートを自分の延長として捉える

というものです。いつも気づきをもらっているニシトアキコさんがよく言ってることに以下があります。

車からゴミを捨てる人は車の中までが自分の世界。車の外も自分の世界だと思ってる人はゴミは捨てない

地球環境の話など範囲が広がっても同じ構造で、どこまでを自分の世界としてとらえるかが大事だと思っています。地球全体を自分のこととして考えた時に地球の環境に悪いことをするという発想はなくなる。

ゴミ拾いに関しては自分の家にゴミが落ちていたら拾うのを少し広げたくらいの感覚でやっています。

現状でもOK

正直に言えば、道に落ちているゴミを気にしたことは特にありませんでした。そういう意味では拾わなくても自分のストレスになるわけではありません。

ただ、自分の世界が綺麗な方が気分が良い。

そして、多くの人が通る道ですし、通った人が「なんかいつもよりゴミが少ないな」と思うと気分がよくなるかもしれない。その人が無意識に少し優しく一日を過ごせるかもしれない。

なので、現状でもOKですが、やったらもっと良いかもという気持ちです。

もう一つ会社のバリューとして

他者に対して否定したり、「すべき」を押し付けない

というものがあります。
地球環境に関してもそうなのですが、多くの人が悪いことをしようとしてるつもりではなくて、知らないだけとか、意識してないだけなんだと思います。

なので、ゴミを捨てる人に対して怒りを感じることもないです。

タバコを吸ってて携帯灰皿がないことに気づいて、そのままバッグやポケットに入れるのはテンション下がるし、道にゴミ落ちてるし、今日だけはいいだろと思ったのかもしれない。

上の例はそれはダメだろうという例かもしれないですが笑
自分も元喫煙者でポイ捨てしたことが一切無いかというとそんなことはないです。自分と同じように、いつか気づいて変わる人がいたらうれしいなと思います。

毎日やってるとキレイになる

ゴミを拾っても日々新しいゴミが捨てられてきます。無力感を感じてしまうかもしれないですが、そんなことも無いと思ってます。

ゴミを捨てる人の中にはどんな状況でも捨てる人と、ここは捨ててもいいやと思って捨てる人がいる気がしてます。
前者が悪い意味でのファーストペンギン的な人で、後者の人はゴミがなければ捨てないんじゃないかと思います。前述の同級生のツイートでもあるとおり、一旦綺麗にすると、ゴミは減っていく印象です。

また、自分が拾わなければそのままだろうなと拾う意義を感じることがあります

ある日のゴミを家で分別中

上の写真のダンボールですが、持ち歩いてる袋に入らなそうだなと、2日間あることは気づいてたんですが、拾うのを諦めてました。
3日目にまだ残ってたので、頑張れば袋に入るかと思い直し、ついに拾うことにしました。

このゴミは僕が拾わなければそのままだったんだろうなと思うと、拾ってよかったなと感じられる体験でした。

他にも色々気づきがあります。例えば、途中懸垂するために立ち寄る公園が、いつもゴミひとつ落ちていません。きっと誰か掃除してくれている人がいるんだなと思うと、知らない誰かに感謝する気持ちが湧いてきます。ゴミを拾うことにして初めて気づいたことなので、感謝を感じられるという意味でもやってよかったです。

引き続きやってみようと思います。

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