【1冊目はこれ!】フリーランスになりたい人が読むべきお金の本

年内に開業したいけど、何から手をつければ……?
そんな私が最も気になっているのは、お金のことです。

大学生時代から、白色の確定申告をしていた私。ネットで完結できるし、「確定申告って結構簡単じゃん」と思っていたのですが……。

とある事業主さんの青色申告のお手伝いをしたことでそのイメージが崩れ去りました。まず、大量にある領収書の整理に一苦労。なんとか整理し終わっても入力作業も全く違う。会計ソフトを使ってもチンプンカンプンでした。(必死にググってやり終えました……)

あの大変な作業を今度は私もやるの?と思ったら不安でいっぱいでした。

そんな私が本屋さんの「開業」コーナーで出会ったのがこちら。

フリーランスの漫画家さんと税理士さんによる本なので、イラストもたっぷり。とても読みやすいです。

正直、もっと早く出会っていたかった~。みなさんには後悔してほしくないので、私的、おすすめポイントを3点ご紹介します!

1:開業前にすべきことがわかる

まず驚いたのは、「開業費」という経費の扱い。
開業したい!と思ったその日から適用されるとのことで、とにかく領収書やレシートを集めることをおすすめされていました。

書籍やセミナー代の領収書……帰ってこないかな(泣)

次になるほど納得したのは、社会的信用が必要な手続きをしておくこと。
具体的にはクレジットカードの発行や引っ越しなどがおすすめされていました。

私の場合は、これは聞いたことがあったのでセーフでした。会社員時代にやっておくべきなのでお気をつけて。

2:経費計上で迷いやすい点がわかる

そもそも経費って何?ということから、勘定科目の内訳、経費になる?ならない?などいろんな疑問に答えてくれています。

特に、「ぶっちゃけ……どの経費が何の科目に入っていようが一緒!税金額を計算できればそこまで大きな支障なし!」には衝撃を受けました。

だから、ググったときに、税理士さんによっていうことが違っていたのね(遠い目)

ちなみに、本書では「やよいの青色申告」という会計ソフトがおすすめされていましたよ。

私はインターネットバンキング&クレジットカードで会計をしたいと考えているので、クラウド型のほうが便利そうでした。クラウド型は、マネーフォワードがおすすめのようです。

3:節税テクニックもわかる

最後に節税テクニックも教えてくれています。

iDeCoやふるさと納税は、会社員の方もできる節税テクニックなので知っていましたが「小規模企業共済」は知りませんでした。

簡単に言うと、個人事業主や小さな会社の役員さんのための年金積立制度。20年納めたら、退職時に割増で受け取れるよ!というものです。

積立金は、収入から控除されますし、1,000円から始められるとのことで、長くフリーランスで働きたい方にはおすすめとのことです。

お金の心配を減らそう!

読了後、さっそくクラウド型の会計ソフトを試してみました。口座とクレカの同期ができるのは本当に便利!勘定科目も迷わず登録できました。

まだ開業したわけではないので、収入に関する税金の部分はわかっていない部分もあるのですが、不安が本当に軽減されました。

私たちの生活を支えてくれている税金を正しく収めるためにも、本書を強くおすすめします!

最後に……この本が売れても、私には1銭もお金は入りません。純粋な気持ちでおすすめしています。

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