自分の選択を「後悔」でなく「正解」に変える力#37
今回も尾石晴さんのVoicyの神回から。
9万回以上再生されています。
聞き流すだけではちょっともったいないと思ったのでまとめてみました。
晴さんはこれからの時代は正解を当てに行くことや探しに行く力より自分が選択したことを正解にしてしまう力が必要だと言います。
それについて、2つのポイントにまとめてくださっているので、共有させていただきます。
それは誰にとっての正解なのか?
晴さんに寄せられた質問は、以下の通り。
質問自体がうまく言語化されていると思います。
晴さんは、まず「誰にとっての正解か?」と問うています。
ここでの主語は、あくまで自分。
有名企業や有名進学校に勤務、進学すること、強そうな肩書を持つことやお金をたくさんもらうことなど、、
これらは世間一般の尺度からすると「正解」のように見えるかもしれないですが、
いちばん大切なのは「本人」が「正解」だと思ってるかどうか。
有名企業に勤務したくさんお給料をもらっていても、健康を害しており、自分の時間を持てず家族ともギクシャクしていたら、本人は幸せ(=正解)だとは思っていないかもしれない。
人間は必ずしも所得や学歴といった人と比較可能な指標で優位に立つことが幸せとは限らないのです。
では自分が選択したことを正解にしていくには、どのようなマインドセットを持てば良いのでしょうか。
それについて2つのポイントで解説してくれています。
①欠けているところに目がいかないか
例えばAかBのどちらかを選ばなくてはいけない機会があったとします。
その選択をAとした後からBのことが気になりだして、Aのダメなところやかけているところばかりに目がいくようになってしまう、、。
こういうモノの見方をする人、いませんか?
、、私の夫が結構そんなタイプ(苦笑)(^^;;
能天気な、私は「どっちだって一緒やん」とか「Aだって悪いところばっかりじゃないよ」と言っても、 「ウーン(*´-`)」という夫(^◇^;)
これは性格の違いなのかな、と思っていたのですが、晴さんから言わせると「モノの見方のクセ」だそうですから、意識すると治せると思います。
、ということで、夫にはその思考のクセだと後悔ばかりするよ、と言い聞かせようと思います笑
②時間軸でモノを見れるか
晴さんは今は会社員を卒業し、著書を何冊も出され、複数の会社からスポンサーを名乗りあげられるVoicyのトップパーソナリティですが、
会社を辞めた時はただの「会社を辞めた人」に見えます。
世間一般の尺度からすると、安定した会社員の地位を手放すなんてもったいない、と思う人もいるかもしれません。
しかし、時間軸を現在まで伸ばすと会社員を辞めたことにより自分らしく生きられたり、客観的な目からしても「成功」されているわけです。
成功か失敗か、正解か不正解か、ということに関しては、短い時間軸だけでは決して判断できない。
時間軸についてはエフェクチュエーションやネガティブケイパビリティでも言及しましたが、長い時間軸で考えることが、結果的に心の安定やウェルビーイングにつながるものだと考えています。
人生は成功か失敗かでなく、成功か「学び」かである
私は今回のVoicyで最後に晴さんが言っていた、
人生は成功か失敗かではなく成功か「学び」かである、という言葉がすごく響きました。
短期的にみれば失敗のように見えることでも、長期的に見れば、自分を成長させてくれる学びになる。そう思えば、失敗を失敗ととらえず、結果的には「正解」へと導くことができます。
まとめ
「後悔」でなく「正解」、なんとなくキャッチーなので、この言い回しも気にいっています。(^^)
そして日々の選択を正解にしていくには、
①欠けているところだけに着目しない、②時間軸をぐーっと伸ばしてみる。
私たちは正解を探すのではなく学びに変える力を育むことが結果的に生きる力につながるのだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。(^.^)
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