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「杜の都は不思議のまち」第4話

4月7日(木)の河北新報夕刊に、「杜の都は不思議のまち」の第4話が掲載されました。写真を拡大すると、お読みいただけるかと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

※作者本人ということで、紙面のSNS投稿のご許可をいただいております。

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〝見える目〟を持つ小学5年生の町森樹は、叔父でピンク髪の郷土史家・町森紡に連れられて、愛宕山にある千体堂へとやってきます。そこで、「仙台」という街の名前の由来となった〝千体仏〟と出会います。

イラストレーターの本郷けい子さんが、「描くの、たいへんなんだからねっ」とプンスカしながら(笑)、力いっぱい千体仏を描いてくださいました。大きな観音様の足元の一体にご注目を!

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愛宕山の千体堂、初めてうかがったときは驚きました。中央付近の仏像は、実際に青葉山から移された仏像ということで、800年以上の時を経たものだそうです。

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青葉山にあった千体仏は、仙台市内に分散されて保存されているとのことで、愛宕山の千体堂のほかに、茂庭綱元邸跡にある仙台大神宮、仙台城の鬼門封じとして創建されたと伝えられる光禅寺にもございます。

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愛宕山の千体堂の千体仏は、常時公開されているわけではないため、見学するには予約が必要です。一見の価値ありです。

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