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「杜の都は不思議のまち」第9話

5月19日(木)の河北新報夕刊に、「杜の都は不思議のまち」の第9話が掲載されました。写真を拡大すると、お読みいただけるかと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

※作者本人ということで、紙面のSNS投稿のご許可をいただいております。

5月19日河北新報夕刊

 芭蕉の辻で、辻の龍に出会った翌日、樹は郷土史家の叔父・紡とともに、再び愛宕山の千体堂から消えた千体仏を探しに出かけます。
 向かう先は、柳町の大日如来です。
 途中、匂の君が再び現れ「マチモリ」について語ります。
 「マチモリ」とは何なのか? 「政宗公との約束」とは?
 たどり着いた大日如来で、紡は大日如来の由来を語り、たぶんここに千体物の一つが埋められているはず、と語ります。
 境内には、ヒツジとサルの像。どちらかが怪しいと睨んだ樹は……。

 柳町の大日如来は、伊達政宗公にゆかりの深い御堂です。この御堂は、仙台の町割りに使った縄を焼いた場所に建てられたと伝えられています。

大日如来

 ひつじ年生まれ・さる年生まれの守り本尊ということで、境内にはヒツジとサルの像があります。

 この渋いヒツジの像が、イラストレーターの本郷けい子さんの手にかかれば、こうなります(*^。^*)

大日如来のヒツジ

 実は、大日如来は私の仕事場のすぐ近くです。どんと祭や夏祭りはもちろん、通りかかる度に手を合わせております。
 お近くにいらした際はぜひお立ち寄りくださいませ。

追伸:ピンク髪のチャラい漫才師によく似た郷土史家の紡おじさんのファッションにもご注目を♪ 今回は、黄色とグレーのカモフラージュ柄でございます(*^。^*)




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