見出し画像

7月のいろいろ

わりと忙しい1ヶ月でした。

SNSを見ていると、毎日バタバタとコロナで現場を離脱する人の報告が。
これだけ多いと、自分がまだ一度も罹患していないのが、奇跡的です。

元々私は、自分が生徒にレッスンする際に「手を洗え」としつこく言っていまして、冬になると、よくこんなものを書いていました。

画像1

画像2

コロナ前に撮ってFacebookに置いていたものです。
私は子供のレッスンはしていませんが、大人でもピアノを弾きながら無意識に顔を触る癖のある人が意外と多い。それ以前に、冬でなくても楽器を触る前に手を洗うのは当然のことなので、毎年書いています。
今はこんなことを書かなくても、皆さん手揉みしながら(アルコールで)スタジオに入ってくるようになりましたね。

また7月でライブに来るお客様もみるみる減った感じがしますが、まあ仕方ないです。今、お店も誰も何も補償がないので、耐えられなくなるところもでてくるかもしれません。もう3年目、国も自治体も色々準備できたこともあったでしょうに、無策のまま第七波に突入していて、恐ろしいです。


お仕事


CD『Hometown』の発売と、レコ発ライブ

無事完成、販売開始しました。ありがたいことに通販も大量にお送りしています。CD詳細は、こちらをご覧下さいませ。

まずは、大阪梅田のミスターケリーズでレコ発をしました。
めちゃめちゃ楽しかったです。関西が他の地域と大きく違うと感じるのは、お客さんがとてもステージにコミットしてくる空気。別に喋りかけるわけじゃないんですけど、一緒にやっている感がすごい。8月は京都、9月は奈良で演奏します。


TOL強化週間

The Tree Of Lifeのレコーディングがありました。
安ヵ川さん、maikoさんとのレコーディングも3回目。
いつもめっちゃ早いんです、普通アルバム1枚録るのは2日間ぐらいで録音するのですが、このバンドは毎回6、7時間で録っています。ほぼ1テイクor2テイク、ライブやん。

画像3

年内には3枚目のアルバムを発表予定。

その後、ちょっくら軽井沢まで行ってきました。涼しかったです。

画像4


フルートデビュー

やっちまいました。師匠・坂上領fluteとデュオライブで、アンコールで吹け吹けということで、楽器をチェンジして1曲披露してしまいました。
フルート歴8ヶ月! 月一度の配信ライブでは、ほぼ毎回フルートを吹いておりますが、人前では初めてでした。
後で録音を聴いたらフィールだけはいっちょまえ、後で写真を見たらフォームだけはいっちょまえ、ということで、やっぱり初心者はちゃんとした先生にと基礎を習うべきと実感。改めて、地味な練習が一番近道なんだなと思いましたよ。

画像5


今日やってきたばかりなので、7/31の上町63のライブも。
市野元彦さんguitarと西嶋徹さんbassと。穏やかで涼やかな時間でした。

画像6

今日のライブレポートは某雑誌に載る予定。またお知らせします。
上町63のInstagramは少し音源も聴けるので、ぜひチェックして下さい。



書き物

アーチエネミーの新譜のクロスレビューです。スポーティでめっちゃ格好良い。


映画・ドラマ


『ソー ラブ&サンダー』

ガンズがかかりまくるというだけで、ハッピーでポジティブな映画体験でした。映画館でロックが大音量でかかると、それだけで本当気持ち良いですよね。
ワイティティは、好きだけどギャグセンスに少しイラッとすることもあります。けれど、クリヘムがズドーンと乗り越えてくれる、クリヘム力が勝っているので楽しかった。ソー1作目から思いましたけど、あの笑顔一発でチャラにする力がやばくて、スターだなあと思いますねえ。
ところで、エクスペンダブルズ2に出てきてたクリヘムの弟が、かなり格好良かったのですが、彼もまた映画で見たい。


『グレイマン』

ルッソ兄弟にクリエヴァ、ゴズリングとくれば、まあ見ますよね。
アクションの質とテンポ感はとてもテキパキしていて良かったですが、クリエヴァが超張り切ってクソみたいな悪役をしてるんですけど、ごめん、やっぱりまだキャップにしか見えない(笑) 髭とかわざとらしく見えちゃう。いつか、いい人&ヒーローのイメージも抜けるのかしら。


『ジェシカ・ジョーンズ S1』『ルーク・ケイジ S1』『アイアンフィスト S1』『ディフェンダーズ』

Netflixマーベルで、これらの作品は見ていなかったので、仕事の移動中にスマホで時間潰しに見ていましたが、いやあ、面白かった。

ジェシカ・ジョーンズの方は、ヒーロー物の形を借りたDVサバイバーの話で、普通にリアルにある様々な女性に対する圧力を、物語の中で拡大して見せる、とても気骨のある作品でした。想像していたヒーロー物と全然違う内容で、これはとても面白かった。

ルーク・ケイジも、社会的に黒人コミュニティが暴力の再生産をせざるを得ない状況に追い込まれるキツさをありありと表現しており、ブラックパンサーよりも前に、こんなに地に足ついた映画をやっていたのだなあと、感心して見ていました。マハーシャラ・アリが出てましたが、ブレイドやるのに過去にマーベルで出てたんですね。

アイアンフィストとディフェンダーズは、その後のNetflixマーベルを楽しむために見ていたところがあり、今はジェシカ・ジョーンズのS2です。
Netflixのマーベル作品、かなり面白いですね。ディズニープラスで見られる最近のものより、ソリッドです。

『ムーンフォール』がアマプラ配信になっていますが、劇場でエメリッヒを観るのを楽しみにしてたのに、なんてことしてくれるんだい。
8月に観ます。


読書


『音の正体』布施雄一郎

これ、超おすすめです。面白くて勉強になる。
布施さんは音楽系のテクニカルライターとしてご活躍されていて、何度もインタビューや新製品の取材などでお世話になったことがあるのですが、突発性難聴になられたことはSNSで存じ上げておりました。
音響学をメインに、突発性難聴の体験や必要な知識を絡めた内容で、勉強になりました。オーディオとか、ライブ体験とか、ご興味ある方はお勧めです。


『べつに怒ってない』武田砂鉄

こちらについては、記事を書きました。


『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』

まだ全部読めてないので、読んだら追記します。



ということで、7月のまとめでした。
皆様、暑さとコロナにくれぐれもお気をつけ下さい。
無事に夏を乗り切りましょう。

記事や音楽を気に入って下さったら、サポート頂ければ嬉しいです。今後の活動に使わせて頂きます。