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子どもの凸凹と向き合う①〜凸凹受容〜

子ども発達障がい支援アドバイザーの
Hitominです😊
体調は、おかげさまで回復しました!
ご心配おかけしました💦

さて、本題。

私は在職中、特別支援学級の担任をしながら、特別支援教育コーディネーターを兼務していました。そのときに、通常学級の担任からよく受けていた相談事がありました。簡単に羅列すると‥

・発達障がいの診断は受けていない(けど)
・行動に発達障がいの特性が出まくっている
・保護者に現状を伝えてるけど、なんだか真に受けてくれていない様子

な、学級で困ってるお子さんがいる

ということでした。


私はあえて、学級で困ってるお子さん
と書きましたが、本人はありのままでいるだけで、大体は周りの子や担任が困ってるケースがほとんどなんです。でも、突き詰めていくと困ってるのは、実は本人なんですよね。当たり前ですけど。そこは、間違えてはいけません。


周りの子からの苦情が殺到したり、担任自身も対応に困り始めると、やっと何とかしないと💦と焦って対応を考える場合が多いかと、経験上感じるのですが、そんなときに、相談を受けるのがコーディネーターの仕事の1つでもありました。


私は普段から、空き時間を使ったり、時間割を調整したりして、通常学級の気になる児童の様子を観察しに行くタイプだったので、おおかたの凸凹少年少女のことは把握していました。

相談されずとも、気になったときは、支援策をアドバイスをしたり、教材の例を提示したりして、実践してみてねー!
と伝えていました。
ま、本当に実践してくれるのは、ほんのひと握りの柔軟な教員だけなんですけどね‥
(これが現場の大きな課題だと思うけど、重い腰が上がらない教員がいるのが現実で…ぶつくさぶつくさ…爆😤)

というか、簡単に言うと、通常学級であれ、特別支援学級であれ、特別支援のノウハウをもってして、教育に当たるべき‼️なはずなんですけど、今もなお、必要な支援でさえ、それは甘やかしなのでは?とか、合理的配慮って要りますか?とか言う無理解な教員がまだいるんですよ。残念ながら、、


って、話が脱線しました。
すみません。


とにかく、その困ってるお子さんが、どんなときに、どんなことに困ってて、どうなってしまうのか、をよく観察したり、アセスメントを取ったりして見極めることが、必要な支援へ繋ぐ第1歩だと思うんです。


そこには、もちろん学校側の人間だけでなく、保護者の理解と協力が必要不可欠なのですが、この「保護者の理解と協力」ってところが、子どもの困り感の軽減を阻む、大きなネックになってるケースが多いと感じています。
(もちろん、理解ある協力的な保護者の方もいることは重々承知です。)

要するに、保護者がお子さんの現状を受容できないってやつですね。

診断されてるワケでも、私たち教員が「これっぽいよね!」と勝手に診断名をつけて色眼鏡で見るわけにはいきませんが、どう見たってそうよね、、?というケースがほとんどな中で、子どもの困り感の原因を知ろうとしたり、受け止めようとしたりできる保護者は、そう多くはないと感じます。

だって、そうですよね❗️💦

いきなり、お宅のお子さん、あーでこーでこうだから、学校で大変なんです‼️
って言われてもね‥

家では問題ないです‼️(キッパリ!)

なんて返しがくることが、ほとんどですから。

そうなんですよ。
大体の子が、家では問題ないから、保護者がその困り感に気付けないっていうパターンなんです。


だから、担任がいくら伝えても、真に受けられないんですよね。
保護者からしたら、伝えられ続けることが、困りごとになってしまいます。


それくらい、家とは違う子どもの様子や困りに気付くことって、簡単なことじゃないんだと思います。
すんなり受け止める保護者の方なんて、ほぼ居ません❗️


そこは、担任と保護者とでやり合っても仕方ないので、コーディネーターが緩衝材となり、少しずつでも双方を繋いでいけるよう動く必要があるな、と思い働いてきました。


その子その子で、必要な支援は違いますから、色々試してみて、よさそうなものを継続してみて、保護者に「こうしてみたら、落ち着きました!」とか、「この方法、家でもやってみてくれませんか?」と伝えることが、大切なんだと思います。


子どもの現状(凸凹な部分)を、受け止める(受容する)ことが、家庭で始められる支援の第1歩ですが、それができないっていう、切ない現実があります。

きっと‥
わかってるけど認められない。
認めてしまったら、ご自身を責められてるような気持ちになってしまう。
という、保護者の方が少なくないのではないだろうかと思っています。

マイナス面ばかり伝えられていると、よりそう感じてしまうのかもしれませんね。


子どもの凸凹は、見方・捉え方を少し変えるだけで、強みになりますから、そのキッカケのお手伝いができればと思っています。

数日後とはいきませんが、近からず遠くない日に、お知らせさせていただきます😊


んだばね〜👋
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇‍♀️

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