あたたかなものに包まれた、ジェイソンのオンライントーク
9月6日(日)、ジェイソン・ブラウン選手のオンライントークが開催されました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ジェイソンには、これまで何度かスカイプやZoomでもインタビューをしたことがあり、いつもちゃんと時間通りに来てくれました。だから、本当に安心。
もちろん今回も、事前のリハーサルも、本番当日も、約束の時間にきちんとZoomに入って来てくれました。
今回のオンライントークの途中、ジェイソンへのサプライズ(というつもりでもなかったのですが)的な場面がありました。それについては、以下のレポート(課金部分)に詳しいので、ご覧ください。
このサプライズの場面にまつわるエピソードをひとつ。
2014年、シニアデビューシーズン、ソチ五輪代表枠(当時のアメリカ男子シングルは「2」枠)のかかった全米選手権でのことです。SP3位でフリーに臨むジェイソンに、お母さんがとある方法でメッセージを送りました。
そのメッセージが、こちらです。
実はこのメッセージの裏にはこんな絵が描かれていて、こちらについてもオンライントークでお話をうかがっています。
また、もうひとつ。
今シーズンのプログラムについても、お話をうかがいました。オンライントークにご参加くださったみなさんはおわかりだと思いますが、この詳細については、以下のレポートに書いていません。
リハーサルのとき、新プログラムについて聞いてもいいかどうかとジェイソンに尋ねたところ、「コーチたちと相談してから返事するね」とのことでした。
そこで当日の本番前の最終チェック時に確認すると、「詳しいことまでは言えないけど、雰囲気とかくらいなら伝えられるよ」というお返事。だから、そういうつもりでいました。
ところが本番の最終盤あたりで新プログラムについて質問すると、ジェイソンはかなり詳しいことを話してくれて(この辺りは、参加者のみなさんの心のうちにとどめておいてください)……今度は、私たちにとってのサプライズになりました。びっくりしたー!
今回のオンライントークは、私が日本語でジェイソンに質問をするとすぐにジェイソンが英語で答え、ジェイソンの英語を全部聞いた後、通訳の平井美樹さんの日本語訳が入る、という形での進行となりました。ジェイソンの写真を見ていただくと、右耳にイヤホンをしていますよね。このイヤホンで彼は、別ラインを通して平井さんの英語(私の日本語質問の同時通訳)を聞いているのです。そのため、進行がスムーズになりました。
このスムーズさの裏では、平井さんが私たちの確認できる倍のお仕事をしてくれていたわけですね。私の日本語を聞きながら同時に英語にして、それが終わった瞬間、今度は、ジェイソンの英語をメモしながら聞いて、彼が話し終えたらすぐ日本語にして……の繰り返し。どうしたらそんなことができるのか……平井さんにも感謝感謝です。
そんな1時間強でした。
さて、以下は、当日の書き起こしのようなレポート +α です。
参加者のみなさんの事後アンケートで、「サプライズ内容をもう一度かみしめたい」というリクエストを多くいただきました。あのサプライズ内容(2014年全米選手権にまつわるもの)についても、文字で再現していますので、ぜひお楽しみください。
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