私の中に、ずっとあるもの。

（日記の更新は、また今度ということで）

年末の全日本の演技をまた見ています。
吉岡希くんのフリーを見ながら、なんだか郷愁のような切なさがこみあげてきて何だろうと思っていたところ、「これはヤグの仮面の男の構成とかなり似ているのでは。だからなのかも」と気づきました。

念のため調べると、2001年12月のグランプリファイナルでのフリー２（当時はフリーを２つ滑っていました。きついーーー！）の「仮面の男」の構成と似ているのでは、という思いに。

余談ですが、2001年にはＧＰＦが２回開催されています。
2月＠東京（つまり2000-01シーズン）と、12月＠キッチナー（2001-02シーズン）。お間違えのないように。

吉岡くんの「パイレーツ・オブ・カリビアン」の構成
4T+3T
4T
3A
3Lo
3A+1Eu+2S
3F+2A
3Lz

ヤグディンの2001年12月のGPFの「仮面の男」の構成
4T+3T
4T
3A
3A(危うい）＋1Eu+2S（当時は、1Euとは言わなかったけど）
3Lz
3Lo
2F（3Fにしたかったけど2Fに）
3S

ちょっと似てますね。

このシーズンのヤグは、フリー「仮面の男」の構成を試合によってまあまあ変えていました。このＧＰＦとユーロを経た、ソルトレイクシティ五輪、ワールドでのヤグは、冒頭を4T+3T+2Loにしてジャンプは全部で７つにしたりしていたはず。

だから、多分ＧＰＦのが、吉岡くんのに一番近いと思います。
当時はジャンプは７つか８つ跳ぶっていう緩さだった、などということも思い出したり～。

吉岡くんの「パイレーツ・オブ・カリビアン」とヤグの「仮面の男」は、曲調も曲の構成もなんとなく似ているような気もします。

それにしても、吉岡くん、素晴らしい演技でした。
吉岡くんは、試合ごとに着実に自分の中の何かを更新しているように見えて、その静かだけど着実な前進がとてもいいなあと思っています。

（以下、ただのヤグファンの思い出ですので、恥ずかしいので課金にしました。）

吉岡くんの曲が「パイレーツ・オブ・カリビアン」っていうのも、