人の言葉を殺す人


昔から決めつけられることが嫌いだった


「どうせ◯◯なんやろ?」

「まあ◯◯って答えるやろな」


って

よく、かどうかはわからないけど自分の体感的には嫌だなと思うくらいには言われてきた


そう言われたときはいつも

「そう、その通り!」

とか言って答えたいという気持ちを殺した


違う!と言うほどその話にも相手にも興味がなかったりしたのかもしれない


まあそんな風に答え続けてしまうからそう決めつけられてしまうんだろうな、と今となっては多少俯瞰して見れる

ただ、話したくなくなる理由も客観的に理解できる



自分の意見を持つようになったのはきっとバンドを始めてからだとおもう

というよりはバンドのこと、音楽のことになると「これは言わないといけない」と思える意見が溢れるようになった

溢れ過ぎてしまって伝え方を間違ってしまうこともあった

間違う度に「伝えなきゃよかった」と思った

でも「話してくれてありがとう」とあとから言ってくれるメンバーがいて

伝える行為自体は間違ってなかったんだって思えるようになっていった



今でも相手にそういう意味で信頼を置いていない限り話そうと思えない

これは多分もう癖だなあとおもう



無意識に人の意見、意思を殺してしまう言葉が生活の中にはたくさんある



「◯◯はどうなの?」

という言葉でさえも殺してしまうことがある


言葉には圧力があるから



せめて、その圧力を冷静にコントロールできる自分でいれたらなと思う






よければサポートをよろしくお願いします。