青春

ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドが好きだ

公開されるというお知らせが出たときから
とってもとってもワクワクした

中学生の頃までいわゆるロックというものにほとんど興味がなかった
というか知らなかった

一番聴いてたのはORANGE RANGE

ORANGE RANGEかっこいい

当時ヒットしていた曲を聴いてたんだとおもう

高校生になって他校の友達から「ドラム叩いてよ」と誘われた

その時はじめて「ASIAN KUNG-FU GENERATION」というバンドを認知した

アニメも見ないからあの主題歌も知らなかった

「アジカンやりたいねん」と言われたから「聴いてみる」となった

何をきっかけにハマったのか覚えていないのだけど
割と本気でコピーした記憶がある

伊地知さんのドラムを完コピしたいという気持ちだけで叩いてた

本屋さんに売ってるバンドスコアを買ってコピーして
ドラム部分だけを切り貼りして
音源を聴きながら楽譜と合っているかを確認して
青少年センターの音楽室でそれを見ながら叩き込んだ

もっと原曲に近づけたいという気持ちが治まらなかった
本物の音源を聴き込んでいるうちに
気づいたらドラム以外も気になってしまうようになった

それが心底たのしかった

ライブもいっぱいして友達たくさん呼んで
club Mercuryというライブハウスで行われていたコピバン大会（お客さんの数とライブ内容で点数がつく）みたいなので優勝したこともある

ほんとうにたのしかった

感想がそれしか出てこないくらいたのしかった

たのしませてもらった、という方が正しいのかもしれない

わたしの青春といっても過言ではない

ASIAN KUNG-FU GENERATION 結成２５周年

他人と共に過ごす25年という年月の長さを想像できない

ただ勝手にずっとそこに居てくれたら、と願ってやまない

今もずっとたのしませてもらってる

いつか直接会うことがあったらこう話すぞと時折イメトレもしている

イメージの中では上手に話せてる

そのときはドラマーで、ボーカルのわたしでいたい