ゴジラと緑
ゆうちゃんは小学2年生。
ずいぶん前からゴジラに夢中です。
昨日も教室には、小学生から高校生までたくさんの子どもたちが来てくれました。
子どもたちは、思い思いに自分の学びたいものをカバンの中に入れてくるのですが、昨日のゆうちゃんは、学校でまだ習っていない「かけざん」を「どうしてもやりたい!」と、ゴジラと同じくらい夢中になって勉強しました。
(2つ上のお兄ちゃんに負けたくない気持ち満々です。)
ゆうちゃんは、帰りの時間になってもご家族のお迎えが遅いなぁ…と感じると、必ず「いらない紙ちょうだい。」と言って、何やらいろいろ書き描き…を始めます。
昨日もお迎えギリギリまで夢中になって描いて、お母さんの声が聞こえた途端に嬉しそうに帰っていきました。
今朝、ゆっくり、ゆうちゃんの描いた紙を見ました。
昨日のゆうちゃんは強そうなゴジラを描いたはず。
ビルに向かって火を吹いてるし、ゴジラはビルと同じくらい大きいし、胴体にはいろんな色がついてるし、背中には大きなギザギザがあるし…
でも、そのゴジラが可愛くて、可愛くて…
ゆうちゃんのおかげで、朝から優しくて柔らかな気持ちになれました。
レインボー🌈
GOJIRA
黒、青、赤、ん?、白
ゆうちゃんは「緑」って書きたかったんだ…。
次回はゆうちゃんと「緑」を一緒に書いてみようと思います。
英語も大好きなゆうちゃんだから、
ゴジラは「Godzilla」とも書くよ…って伝えたら、
喜んで何度も書いちゃうと思います。
私も「ゴジラの背中のギザギザってなんだろう?」と気になったので、答えを調べたことは内緒にして、次回はゆうちゃんに聞いてみたいと思います。
(ギザギザ=骨板といわれて、骨質の一種でオステオダームと呼ばれ、皮膚の中に埋められていて骨とは繋がっていないのだそうです。)
糸魚川市には、「子ども一貫教育基本計画」があり、
先日の総務文教常任委員会で、第2期の見直しと、子どもたちと社会の状況の変化に対応した「第3期基本計画策定」の内容の方向性が示され、議論が交わされました。
ゆうちゃんの年齢の学童期(前期)の発達段階での指導の重点には…
「知的好奇心の育成と学習習慣の確立」
遊び、体験活動、学習による知的好奇心の育み
と書いてありました。
昨日のゆうちゃんの姿そのものだ!と思い、糸魚川市で育児や子どもたちに関わっている皆さんに、いつでも傍らに置いて読んでいただけたら、きっと、子どもたちについて悩んだ時も参考になる思いました。
ゆうちゃんは大好きなゴジラの中でたくさんのことを学び吸収しています。
糸魚川市が目指す
子どもたちの「主体的に学び続ける力」を育む第一歩は、一人ひとりの子どもたちが「今、何に興味を持っているか」を、しっかりと把握して、そっと…(←ここ大切)寄り添い続ける「周りの大人の目」を増やすことなのではないでしょうか。
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