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私の読書記録

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私が過去に読んだ本の記録です。イベントレポも入っています。また、勉強になったnoteも収録しています。
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2022年12月の記事一覧

実力とチャンス~「実力も運のうち」後編

「実力も運のうち」の本について読んだときに思ったことを今回はまとめました。前編はこちらのnoteをご覧ください。 実力発揮できる場所をどうつくるか考えると…能力主義が差別を生むのではないか、という著者の結論。そして著者は、能力主義による社会の分断を懸念しています。 それを踏まえ、私は、人々が学歴の肩書きで人を判断するのではなく、色んな人に出会うことの大切さをもっと色んな人に感じてほしいと思っています。 私は今まで色んな人に出会ってきて、色んな仕事をして(色んな分野、職種

誰も教えてくれない、実力も運のうち~前編

「実力も運のうち 能力主義は正義か?」の本を読んだ感想文です。 少し論文調の本で難しい部分もありますが、社会構造を理解するのにとても考えさせられる本でした。 特に格差の問題に関心がある方は、読んでおくべき本だと思います。 結論約330ページで分厚い内容の本ですが、内容を早く知りたい方は著者が登壇しているYoutubeのTED動画をおすすめします。 能力主義を考える1つの事例 アメリカの、不正入学事件 ↓詳細は、こちらのドキュメンタリーをご覧になると事件とその過程の詳細

言語化の力〜#編集視点の活かしかた イベントレポ

12/8に開催されたnoteイベント「ビジネスに役立つ編集視点の活かしかた」。 いつもは、イベントの要約を載せているのですが、今回は少し自分の気持ちの分量を多めに書いてみようと思います。 結論から言うと、結論が出ていません。悶々と考えている感じで書いたnoteです。 *** イベントで取り上げられていた、木村石鹸の社長・木村さんとの話。 多くのスキ!がされているnoteの裏側を明かしたnoteに注目しました。 塩谷さんの、木村石鹸の社長さんとの話を聞いていて、単純にい

SNSで信頼を構築〜#noteとTwitter イベントレポ

11/29(火)に開催されたnoteイベント「#noteとTwitter」のイベントレポです。今回は、「観察力の鍛え方」の著者・編集者の佐渡島庸平さんの話です。 私自身、今勤めている企業のSNSアカウント運用者でもあるので、またヒントが増えた回でした(というより、私の方針は間違っていないよな、という再確認)。 「フォロワーを増やそうとはしていない」フォロワーを増やすための情報発信ではなく、自身と同じ立場(理解をしてくれる人)と繋がれたらいい、という考え方という佐渡島さん。