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ありがとう、セイコーゴールデングランプリ!

 8月23日、国立競技場で開催されたセイコーゴールデングランプリの走幅跳に出場させていただきました。結果は5m96で3位。あまりのふがいなさに、試合後、「もうダメなんかな...」とふと頭をよぎりましたが、ビデオをみて振り返ってみると、課題がたくさん。特に助走1歩目は "The 悪い癖" が出ていました。跳べそうだと淡い期待を抱いていた自分に『まだまだやることがあるぞ!』とガツンと教えてくれた大会でした。ありがとう!もっと丁寧にトレーニングを積み直していきます。


 また、今回は無観客試合で行われたため、スタンドにはほとんど人がいませんでした。しかし、会場のいたるところに応援メッセージが!!アップ場、招集所、エレベーターの中まで!!!これは本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

 国体の時、よく47都道府県の手書きの旗が会場に立ててあるのですが、私はあれを見るのが好きです。その県の特産品やマスコットが描いてあったり、方言が書いてあったり。自分の県のことも調べて描いてくれたんだなぁと心が温まります。

 五輪に限らず、海外から参加する選手がいる時は、その参加選手の国の言葉で『頑張れ!』『ようこそ!』と書いたり、特産品、名所を描いたボードや旗を掲示してお迎えするのも良いのでは?と思いました。私は以前、スウェーデンの試合に出場した時、会場に日本の国旗を飾ってくれていて嬉しかったのを覚えています。

 そして、国立競技場についてもっと知りたい!と思いました。たくさんの時間やお金、思いを込めて作られた競技場。ただ試合などで使うだけではもったいない気がします。

例えば
『この砂は黒い粒々が体につきやすかったなぁ。どんな砂をどこから持ってきたんだろう?』

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『観客がいるように見える座席。無造作に色が並べられているように見えるけれど、実は規則性があったり??』

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『観客席の頭上にあった、この筒は何??』など。

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見れば見るほど興味が沸いてきました。
 試合の日などに『国立競技場ツアー』を開催して、設計者さんや大工さんなどに解説してもらうとか、事前にアスリートが競技場について豆知識を仕入れておき、競技が終わったらツアーガイドとして観客の方に案内するとか。

 もし五輪が開催されたらあと1年しかありませんが、少しでもここを『ホームグラウンド』と思えたら良いなと思いました。そしてなにより、まずは安心して暮らせる日が来ることを祈ります。

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