映画感想 ~改めて数分間のエールを~
はじめに
どうも、人間魔生です。
改めて数分間のエールについて感想を書いていきます。
銀魂とまとめて記事にしようと思いましたがこれだけは長くなりそうだったので分けました。ネタバレも入りますのであしからず。
ではどうぞ。
感想
「数分間のエールを」は先に観に行かれ方の感想で「クリエイターそしている人、していた人、目指している人には一度観に行ってほしい」ということがほとんどでしたがまったくもってその通りでした。
私も趣味程度の二次創作や大学でデザイン制作の勉強をしているため制作をしているので映画は深く刺さりました。
だからこそ、劇中での否定的な言葉も肯定的な言葉もすべて胸に刺さりました。
モノを作るきっかけ
映画では主人公である彼方が「どうしてモノを作るのか」ということを問われていましたが彼の答えは「自分が作ったモノで誰かの心を動かしたい」。
この言葉を聞いてどうして自分がモノづくりをしているのか改めて考えました。
私は「自分が考えるものを現実にしたい」と「好きなキャラクターの作品を作りたい」でした。
小さいころから何かしら作ることは好きでした。思いついたことをノートや自由帳にひたすら書いていました。
それを公開するということはしていませず自分専用にしていました。書いたものを見て満足し次は何を書こうか考え再び書く。
そして、アニメや漫画で好きなキャラクターができた時に私の好きなキャラクターの作品は二次創作もグッズも少なくて・・・・・・。その時になって思いました。
「ないなら自分で作ろうと」
それがいちばんのきっかけでした。作品をほかの人に見せたのは。
また、大学生になって初めてキャラクターをイメージしたグッズを作りましたがそれも作っているときやグッズが届いた時の嬉しさや興奮もまた他のグッズを作るきっかけになりました。
彼方がすごい
映画を見ていて一番思ったことは「彼方がすごい」です。
イラスト描けて3Dモデルも映像も作れる。
作った作品を否定されても、それでも作り続ける。
そして作れるようになるまでの努力が本当にすごい。それだけ彼方はMV作りが本当に好きであるということも伝わりました。
公式チャンネルで本編映像が一部公開されているのでリンク貼っときます。気になる方はぜひ見てみてください。
織重先生の「未明」
映画でヒロイン?である織重先生の曲が流れるのですが特にメインである「未明」に心が打たれました。
この曲は予告映像でも一部聞くことができたのでフルで聞きたいとずっと思っていました。
彼方もこの未明をきっかけに先生のMVを作りたいと思っていました。
あと、主にボカロ曲などで手描き動画やオリジナルPVを制作されている方はこんな気持ちなのだろうと一人ずっと思っていました。
映画が終わったあと、すぐにサブスクで追加しました。
作品の理解、解釈の違い
映画の中盤彼方は無事にMVが完成しますが先生から「何もわかっていない」と言われます。
このことって現実でも言えることだと。
特に2次創作で作品やキャラクターへの解釈違いで制作者へ否定的な言葉を投げかける。(一時的にネットで話題になっていたような)
あのシーンを見ていて頭の中でずっとこのことを考えていました。
ずっとあのシーン見ていてつらかったです。一生懸命作ったけどそれが受け入れらず否定的な言葉を言われる。
課題制作で一生懸命時間かけて作ったけどダメなところをズバズバ言われる。まさに今の自分と重なりました。
それでも作り続ける
否定されても再び作っても人によっては受けいられなくても作り続ける彼方。彼のおかげでいろいろ自分のなかで「モノづくり」について考えることができました。
作っていて受け入れられない時もあるけどやめようとは思わない。
だって楽しいし、もっと他にも作りたいし。
この映画はそんな私たちへの向けたエールの作品でした。
おわりに
というわけで今回はここまでです。
ここ最近は制作欲がなくて全くMMD投稿していませんでしたが映画のおかげで作りたいという欲が湧きました(まぁ忙しすぎて作れる時間があるとは限らないが)
ではまた次回!!
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