ラジオリスナー・ビギナー
2021/3/15号のBRUTUSは『なにしろラジオ好きなもので③』という、ラジオ特集。
本屋の棚でそれを見つけてパラパラと捲り、面白そうだったので即購入を決めた。決してヘビーなラジオリスナーではないけれど、深層心理として、ずっとラジオに興味があったことをその時にふと思い出したからだ。
はっきり言って、ラジオを聴いて育った人間ではない。
「ラジオを聴こう」と思って聴いたのは、30歳を過ぎてからだ。以前に仕事で社用車に乗っている時、ZIP−FMを聴くようになった。
火曜日と木曜日の午前中に社用車に乗ることが多かったので、いつも永田レイナの”BRUNCH STYLE”を聴いていた。永田レイナの明るくてさっぱりとした喋り口調が心地よく、リスナーからのメールにも程よいユーモアを効かせながら答えていくのが、かっこいいと思った。
そして、ジェイムス・ヘイブンスの”J−BREAK”が始まると、納品を終えてそろそろ会社に着く頃だった。
BRUTUSを読んでからラジオを聴きたくなり、アーカイブで”ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)”と”ハライチのターン!”を聴いた。
それから生放送で”チュウモリ『#むかいの喋り方』”と”星野源のオールナイトニッポン”も聴いてみた。
深夜に生放送で聴くラジオって、ゆるくて本当に面白い。リスナーから送られてくるメールと化学反応を起こしながら、どんどん耳が楽しくなっていく。
そのハガキ職人たちの腕前には、いつも嫉妬させられる。何だか、今まで人生を損していた気分だ。学生時代に戻って、夜更かしをしながらラジオを聴きたい。夜な夜な面白いことを考え続けていれば、自分も何か投稿できるようになっただろうか。
それなら、ラジオネームは”フジマート近辺の住民”にしていたかも、などと妄想もしてみる。
あ!STVラジオで放送している”加藤さんと山口くん”も聴いてみたいので、radikoのプレミアム会員の登録も本格的に検討しよう。
ひとくちギョウザ
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