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パーフェクトな鯵ざんまいの一日

先日、甥っ子(9歳)が船釣りへ行ってきた。
小さい頃から魚が大好きで、今では釣り好きの少年に成長している。

この日は釣りの神様が味方してくれたようで、数えてはいないけど100尾以上の鯵と1尾のカサゴを釣ってきた!
満足そうな甥っ子とは裏腹に「これどうすんだ、、」と私は思ったけど、私の両親(甥っ子のじじばば)がご近所、親戚に配り、パパッと捌いてくれてなんとか食べ切る事ができた。
作った料理は、鯵の刺身、たたき、フライ、骨せんべい、干物。
あと剥製(笑!)

甥っ子は昔から持ってる本に載っている魚の捌き方を見て、一生懸命やろうとしていた。自分でやろうとする姿が尊い。

しかし、やはりまだ遅くて拙いので途中から剥製作りにチャレンジしていた。
作り方はこちらを参考にしてました↓
ギョギョッとサカナ★スター マアジ
私は動画の再生・停止ボタンを押してアシスタントをしました。

こうして大人5人がかりで協力して鯵は釣られ、次々と姿を変えていった。

そしてお待ちかねの鯵ディナー。
新鮮な鯵はどれも美味しくて、みんな甥っ子にお礼を言った。
「ありがとねー、美味しいよ!」

そしたら甥っ子が
「一緒に釣りに行ってくれたママとママの友達、料理してくれたじじばば、剥製を作ってくれたアータ(私)、食べてくれたみんなにも拍手!」
と言ったので私は感動してしまった。

やりたい!って気持ちが強い子で、癇癪を起こすと手がつけられないけれど、そのエネルギーを好きなことにとことん使い、体も心も満足した彼から出た言葉はみんなを幸せにした。

「将来は漁師かな?」なんて声もあったけど、私としては好きなことをすぐに仕事に結びつけないでほしいと思った。
もちろん仕事にしてもいいけど、自分の生きる喜びの一つとしてどんな生き方を選んでも側に置いておいてほしいと思うのだ。

自分にいつも正直な甥っ子なら大丈夫だと思うけど。

そして、子どもの輝きを側で見届けること、これが私のやりたい事の一つだなと再認識したのでした。

追記:甥っ子は公衆電話にもハマっていて、鯵の剥製は公衆電話のフィギュアとともに玄関に飾ってあるそう。シュール、、!

玄関の鯵の剥製と公衆電話のフィギュア

It was a perfect day of horse mackerels.
Because my nephew was very happy doing what he loves to do.


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