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This is a pen. って?

これ、覚えていますか?

This is a pen.

中学生になって最初に学んだ英語の「キーセンテンス」でした。

確か「ニューホライズン」っていう教科書だったかな。

懐かしい〜

当時は教科書にカセットテープもついていて、中学校になって初めて英語を勉強し始めた私は、それを一生懸命聞いては、テープの声と同じように言えるように何回も何回も練習していました。

なんの疑問も感じず、真面目な中学生でしたねー❤️

その英文は、私たちの世代だと、ドリフターズの荒井注が言っていたセリフでもあったと思います。

でも、これってよく考えると、実生活で使いますかね?

しかも、教科書ではさらに

Is this a pen?

とかって疑問文になったりもしています。

これって、何?

と思いませんか?

よっぽどそのペンがペンでない特殊な形をしているとか、そういう場合は除きますが、ペンを見て

「これはペンですか?」

と聞く人がいるのでしょうか?

私の周りには少なくともいないです。w

中学英語は基本中の基本であり、とても大切だとは思いますが、正直、こういう例文が出て来てしまうと、かなり疑問に感じます。

では、使える英語はどうなるか?

ということですが、実生活では、例えばペンを探している人に対して

「ペンはこれだよ」とか「ペン、あるよ」みたいに言う言葉は

Here is a pen.

になると思います。

こういう言い方だと、意味もしっかりと通じる英文になります。

This is a pen. (これはペンです)のように実際には使う場面がない英文はいくら暗記して覚えていても、100%無駄になりますし、間違って言ってしまっても相手には意味不明です。

英語を勉強する時は、やはり実際のシチュエイションも踏まえて、通じる英語をしっかりと覚えて会話力をつける、というのが英会話上達のキーを握っているように思います。


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