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【○○が全て】医者のような自分になること

VISION合同会社 植田仁です。
私絶賛入院中でして、病棟からこちらのNOTEを書いております。

前十字靭帯断裂と半月板損傷

16年前の社会人2年目、タックル禁止がルールのフットサル中に、後ろからタックルを喰らい、右膝を完全に怪我してしまいました。

病院の診断から、手術が最も効果があるが、リハビリ含め3週間の入院が必要になると言われ、仕事もまだままならない時期に丸々一ヶ月、仕事に穴を開けることは出来ないと当時、判断しました。

アスリートではない一般人なら、絶対手術が必要という訳ではなかった16年前の診断。手術しなくても死ぬわけではないからねと医師から言われたので、激しいスポーツは我慢し制限をかけてずっと生きてきました。

16年怪我と共に生活をしていましたが、膝の痛みが、大きく私生活にも影響が出始めましたので、病院に診察にいきました。案の定「前十字靭帯断裂」と「内側半月板損傷」のため、2つの手術を同時に行う運びになりました。

求めているものを満たすこと

なんとかしてこの痛みを治したい。
元通りの生活が早くしたい。
自分の力では解決出来ない問題で、必ず誰かの力を借りる必要がある。

病院に向かうときに思っていた心境であり、そのためならなんでもするし、どこにでもいくし、お金の問題ではない。

駆け込み寺のように入った病院にその日は膝専門の担当医師が不在の日で、朝から夕方まで結局待ちながら、痛み止めのロキソニンのみの提供で、えーという気持ちもあったが、出来る最善は尽くしたので仕方がない。

2日後に膝の専門医に診てもらって、最速で日程のとれた10日後の入院と手術。そこまでは安静をしつつの松葉杖生活となった。

すごいと思ったのは、手術と入院が確定した段階で、金額の話は一切医師から告げられなかったところだ。
入院前日に細かい説明がありますのでという一言のみ。
役割が分かれているからという理由でもあるが、お金の問題ではないということである。金額如何で手術をするしないを判断はしない。

自分が求めているものを、完全にこの人なら満たしてくれるという全幅の信頼が私が医師に対してあるから成り立つ流れである。

全幅の信頼を得るに相応しい自分か?

ビジネスの世界で生きている私にとって、当たり前のことであるが、自分が医師に対して持っている信頼と同等の信頼を顧客や仲間から得ているだろうか?ということを改めて考えさせられる機会でした。

お金の問題じゃないといわせるくらいの課題解決ができているか?
この人になら任せて絶対大丈夫という安心を与えているか?
相手が求めているものを完全に理解するまでのコミュニケーションをとっているか?
医師になら、家族にも言わないことも、信頼から相談することがあると思います。自分はそれくらい相談したくなるくらいの存在になれているだろうか?

商売は信頼が全て。

何をするかではなく、誰と仕事をするか?
選ばれる自分か?
入院という制約がある中での生活を余儀なくされている今、自分を見直すとてもいい機会になっています。

みなさんも信頼を得るにふさわしい仕事出来ていますか?
そのためには何を具体的に変えていくべきでしょうか?

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