これからだぞ!!!

ぐっちゃぐっちゃ、どんどん減らされていくシフトの都合で、13日の金…じゃなくて木曜日と14日の金曜日、わたしはお休みの予定でした。全くもってありがたくない2連休。

ところが13日の夕方、突如欠員発生したらしく、今から来てもらえませんか?と連絡が。

お金は少しでも多く稼ぎたい。だがしかしこの職場、緊急勤務要請やら、交代要員が来なくて帰れないとか、当日になって1時間早く来てとか、ちょっと色々多くないかね?最近特に。

ここ3週間、毎週なにかある。電話の声は努めて明るく。けれどちょっと眉間に皺を寄せてしまった。

しかも今回は、本来勤務する人のシフトが始まる10分前……。もちろん急な発熱とかなら仕方ないし、どんな理由でも本人を責める気は全くないけれど、それにしてもねぇ…。どないやねん??

いくら近所に住んでいるとはいえ、定刻に到着はさすがに無理。だってお休みの予定だったから。

電話がかかってくるまであれやこれやして、疲れて暑い部屋でウトウトしていたんだもの。かなり汗だく。仕事に行くならシャワーを浴びねば出られない。

「30分後を目安にでいいですか?」

「もちろんです」

カラスの行水よりも早くシャワーを浴びる。髪も洗いたいけれど、ここで洗ったら乾かす間がないから、とりあえず汗拭きシートで地肌を拭き、着替えて制服を掴んで自転車置き場へ。ここまでを電話から13分くらい。

そして信号にひっかかりながら自転車で大爆走。信号に引っかかったのがネックで、最速で8分のところ11分はかかった。

とりあえず30分を目安に…25分以内には職場へ到着し、あまりに直前過ぎた、本来働く人のお休みの理由を聞こうとしたら、お呼び出しの電話をかけて来た上の人達が妙に揉めていた。結局何も聞けなかった。

よくある風景な気もするけれど、この状況はかなり気を使う。気を遣った結果、仕事のことで聞きたいことを聞きそびれ、仕事を掛け持ちしますも言いそびれ……あぁこれで何回目でしょうか。

シフトを固定してと、2度ほどわたしにしては勇気を振り絞って言ったら、どちらも「無理ですー」で終わらされて、そのあと何か話そうとすると逃げられるようになった。(被害妄想かもしれないけれど)

最近黙っているからか、また少し寄ってきだしたけれど。「このままじゃ、来年わたし本気で暮らせなくなっちゃうんです」って言ってもきっと「それは困りますね!」としか言わないんだろうな。

わたしがどうなろうとどうでもいいのだろう。今、都合がいいことがいいんだろう。そうですよね、変わりなんていくらでもいるもの。真面目で家が近い。それ以外の利点はない。1つのコマにしか過ぎない。

でもそう都合よく見つかるだろうかね。求人かけても、合わない人だらけなのかもしれないけれど、ほとんど落として、結局雇った唯一の人が、直前で来れないってどうなの??と思うんだけどなぁ。

思うだけです、わたしは雇う人ではないから、何も申しません。

やばいやばい心がくすんで、ひねくれている。

気を取り直して無心で働いた。
明るく、朗らかに、楽しげに。

無心で働いていたら、あっという間に交代の時間がやって来た。

今日の交代相手は、この前交代の人が1人来なかった時の、1人だけ来てくれた人だった。

「おつかれーー!この前はありがとう!!助かったよーー!!」

笑顔で言われて、思わず握手。これでよろこんじゃいけないのかもしれないけれど、この言葉で自分が自分でいることが、今日働いたことが報われた。

そうなんだよなぁ、ここの同僚(というかほぼ先輩)は、みんな、みーーんな、良い方ばかり。

わたし、今日働いてよかった!明日を、休日を無駄にしないぞ!!掛け持ちに向けて一歩前進を絶対にするぞ。そう決意しながら家路に着いた。

だってまだ生きたいんだもん。美味しいものを食べたいし、ぐっすり寝たい。不安なく暮らしたい、また上洛したい。親を安心させたい。


7月14日金曜日、咲夜仕事から帰ってきて見た、志茂田景樹さんのブログでの、ryucellさんへの言葉が、今もまだ鳴り響き続けている中での振り返り。

志茂田さんのこのブログは、どこも切り取れない、どこもぐわんぐわん響いて来たのだけれど、文章の1番最後、りゅうちぇるくん、これからだぞ!!!という呼びかけにハッとした。

わたしもまだまだこれからだ。なぜかそう思った。なんだろう、雲の間から一筋の光が見えたような気がしたのです。



もしサポートをいただいたら……いただくことがあったら……どうしましょう??どうしたらいいのでしょう??その時に考えまずでも良いですか?