220116_浮かれていたのでしょう

　暮れに買った〈スーパーでビッグなポテチ〉がまだ無くならない。これはどうしたことだろう？

　食べすぎると胃がもたれるからと皿にあけて食べているのだが、つまり一回量が少なすぎてということだろうか。

　袋を観察してみる。中身が細かく砕けないように内容量よりもグンと大きい。そして肝心の中身は500gも入っていたわけだが、もっと重要なことが書き添えてあることに私は気付いた。

『みんなでスーパービッグサイズ！』

――そう。一人で完食しようとしていたのがそもそもの間違いだったのである。

　なぜ私はそんなものを買ったのか。それはひとえに、昨年もなんだかんだ食べきっていたから「もう買うまい」と思ったことさえ「忘れてたテヘペロ☆」だったに過ぎない。

　なお、体重についての明確な記憶についても残ってはいない。おそらく次の暮れにも私はやらかすのだろう。未来の私よ、グッドラック。

〈完〉

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匿名レターサービスでお馴染みの『マシュマロ』が運営している投稿サイト、『ソナーズ』に載せていたエッセイ日記です。

「文イイネ」機能はおもしろかったですし、肯定的な感想を増やしたいという理念にも共感してますが、自分の作品に向いているかと言えば活用できていない現状が答えで…。

そういった登録サービスに居残っていても貧乏心しか働かないので、撤退のための転載でございます。

フットワークは軽快に生きたいものですねー