映画で英会話#5  ライフ Life(2017)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します

地球外生命体を見つけたことから始まる映画。育てていくうちに愛情が湧くけれども、なんとも言えない不気味さがずっと漂っていて、その感覚が適中してからは、一気にホラーテイストで好きでした。
絶望感満載のラスト、私は好きです!

主演は私の大好きなジェイク・ギレンホール。ジェイクといえば、やっぱりブロークバック・マウンテンが有名ですよね?アメリカに住んでいたころ、男性の友達とこの映画を映画館で観たのですが、すごく居心地悪そうに見ていたのを覚えています。

「エイリアン」が好きな人はきっとこの映画も楽しめると思います。
私はあまり洞察が得意でないので、最後まで展開が読めず、ハラハラしました。私のこの映画の教訓は、”人間ではない生き物に安易に名前を付けてはいけない!”です。私には息子がいて、去年の夏捕まえてもらったクワガタを飼っているのですが(越冬してびっくりしました!)、”クワちゃん”という名前をつけてしまったので、とても愛着がわいてしまい、クワちゃんが死んだらとても悲しいだろうな、、、って今から悲観しております。

それでは、映画のワンシーンの会話です。
医者のデビッド(ジェイク)の体を心配した検疫官のミランダがデビッドの体を診察しているシーンです。

David: You know, I can,,, I can do this myself.
自分で(診察)できるよ。

Miranda: Yeah, I know.  Just (you) haven't. 
               Doctors are always so bad at(*1) looking after themselves,                        aren't they?  You've spent too much time up(*2) here, David.                      Your atrophy is accelerated.  And you're close to radiation limit.                 You know you're glowing in the dark?
知っているわ。でも、してないでしょ。
医者は自分の体を大切にすることが本当に苦手よね。あなたは、ここ(宇宙)に長くいすぎよ、デビッド。萎縮症が悪化しているわ。それに、放射能も限界よ。自分が暗闇で光っているって知ってた?

Daivid: I like it up(*2) here.
            When I was in military, we'd go to Syria, you know(*3)?
           We'd set up hospital, treat all the casualties, and then come back.
            A week or two later, whole village is just bombed out.
ここが好きなんだ。
軍隊にいたとき、シリアに行ったんだ。
病院を作って、犠牲者の治療をして、(アメリカに)戻った。
1、2週間後、村全部が爆撃された。

*1 be bad at
「~が苦手である」
反対に得意と言いたいときは
be good at

*2 up
upやdownは、よく聞く単語で、ネイティブの方も本当によく使います。
この場合は宇宙は地球から見たら上にあるということで、使っているのかな、と思います。ニュアンスを伝える役割を果たしていると思います。

*3 you know
これは「~だよね?」「~じゃん?」みたいな感じでネイティブの肩がよく使います。対して深い意味はないので、別に使わなくても問題ないと思いますが、この表現を使いこなせると、すごく英語を使いこなせてる感が出る気がします。

このシーンは医者の会話なので、難しい単語(atrohyなど)が出てきますが、そういう単語は普段は使わないので、必要な時に覚えてく感じで問題ないと思います。

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